このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


日帰りで何処まで行ける?旅行
本州最南端和歌山を知ろう!〜自然がいっぱいなんてレベルじゃねーぞ!〜




まずこちらをご覧頂きたい。



何か気にならないだろうか・・・・?

そう、ともちゃんの発言である。


よく聞いてみよう。

「大阪ーあのなー」

「神戸?」

「大阪・・・神戸 お・・・おーこー・・・」

「和歌山!?そんな所知らん」

「あんたは大阪でいいの!!



「和歌山!?そんな所知らん」



「和歌山!?そんな所知らん」



「和歌山!?そんな所知らん」


この発言、和歌山県民にしてみれば、頭に来る言葉だろう。
だがしかし、俺はともちゃんに賛成する。
何故なら「和歌山」が一体全体どういう所なのか分からないのである。

即ち

「俺も知らん!!」


しかし、知らんじゃ何もならないでしょう?
知らずに退けるんじゃなくて、知って引き寄せたほうがいいと思う、殺伐としたこの昨今。
都合よく、和歌山に出かける用事ができたので、それも兼ねて出かける事に。

ここに新たなる馬鹿旅が始まろうとしていた。


使用するのは「高崎編」にてお馴染み「20周年記念青春18キップ」である。
一日たったの1600円って言うのがタマンないね。

  
四日市工場地帯?朝も早くから煙を吐いて頑張ってました。
亀山駅。 ここで紀伊本線に乗り換えます。初めてのエンジン機動車だ。

駅を発車する度ドルルルルという凄まじい機動音・・・・これをこれから四時間も・・・。
ふと脳裏に一つの可能性が浮かぶ・・・・・
凄まじい振動に脳神経が耐え切れなかったら・・・・。

「ヘ〜イ、ジョー・ヤブ〜キ、ミーとショーブねー つぎはヒダリストレートねー」

「何てこったい・・・あの稲妻のようなパンチが・・・・」

迫り来るパンチドランカーの恐怖!!

  
アコギやらRock,n,やらそんなに音楽が好きか!?

ここらにてある種伝説の「くしゃみじいさん」が登場。
一分おきにくしゃみをするのだが、それを10回も20回も続ける。
しかし、30回にさしかかろうとした時「ひぃぃぃぃっ・・・・・」
という声と共に、くしゃみがピタリとやんだのだ。

「じいさん!!!?」


  
多気にて再び乗換。
ずーっと待つし、振動で脳は揺られるし・・・・たまらんわ。
大分山が多くなってきました・・・・怖いよー。

  
輝く伊勢の海が見えます。
港町最高!!

  
紀伊長島駅にて20分程停車。
退屈なので車内に荷物を置いて、駅前の売店でボンタンアメとプリッツを購入。
ボンタンアメは旅には欠かせませんねやっぱり。


見渡す限りの森の中、雄々しくそびえる緑の山々・・・・

「ふぇ・・・・(泣)」


  
太陽が燦々と降り注ぐ熊野の地。
名古屋はやたら寒くてコートを着ていたのだが、この頃にはすでにシャツ一枚になっていた。
甘く見ていた、すでにこの時期にモンキチョウとアゲハチョウを同時に見ようとは。

波田須(はだす)凄い当て字だ。
この駅は断崖絶壁の途中にあって、海と山に挟まれ、トンネルにも挟まれた正に「秘境駅」であった。
それでも人はいるんだよなー・・・。
近くに棚田とミカンの段々畑が広がっている。
これには感動したぞ。


更に進む事数十分、熊野市に到着する・・・が。

車掌「えー、特急電車待ち合わせの為、30分ほど停車いたします」

お前、客をナメとるか?


と言うわけで気分が悪いので、またも電車を降りて駅前まで歩く。
これが今回乗ってきた電車だ。
電車にパンタグラフが無いし、電線も通ってないでしょ。


熊野市駅の目の前にある、裸の女像。
児童ポルノがどうの、日本の性のあり方がどうのとか・・・・
駅前にこういうの飾ってんじゃん。
芸術? エロスを別の角度から見た言葉だろう、それは。

ここでかるく昼飯を食べる。



新宮に到着。
紀伊山脈、熊野川という難関を越え、たどり着いたその土地は
東海とも関西とも取れない不思議な土地であった。

  
(左)新宮駅前。コンビニも飯屋も付近には少ない。
駅から北西に歩くとヨーカドーに似たオークワがあるが、半分潰れていました。
(右)紀伊の神秘、浮島の森。
自然に出来た浮島が街の中にあるのだ。


  
新宮市ガイドマップ、歩いてくには遠い場所ばかりだ。
ここに来ても「名古屋方面」とは・・・・名古屋恐るべし・・・。


  
(左)帰りの電車で走ってるときに見つけた海岸。
(右)フェニックスっぽい南国植物が生えながら、海の向こうに島々が・・・・!!
これには感動した、俺はこういうのを見たかったんだよ!!


  
三重の山岳地帯に入っていきます。
渓流と絶壁が続く。
絶景には絶景だが・・・・切ねぇわ怖ぇわでやってられねぇ。
だんだん日も暮れて景色もよく分からんので、ここで風景写真も終わり。


  
(左)機動車も亀山にておわり。やっとパンチドランカーの恐怖から逃れられる。
また待ち時間が少しあるので、駅前に出て晩飯を買う。
個人経営のコンビニで晩飯を買ったら、ついでにパンの耳もくれた。
サンクス、おばちゃん。
(右)ここからは快速に乗って一路名古屋に。



本日の旅行の持ち物。
俺はこれだけあれば十分だ。





結果:和歌山にはちょっとした感動があったぞ!




本日の合計金額  電車代1600円+飯代1000円=合計約3000円でした。

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください