このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

昭和29年生  東京都葛飾区新小岩で育ち現在は近くの江戸川区に在住。

子供の頃から鉄道が好きで、小学生時代から御茶ノ水の学校帰りに都電で遠回りをして帰宅したこと多数あり。

鉄道写真を撮り始めたきっかけは、中学2年生の時にクラスメートからヨン・サン・トー(昭和43年10月国鉄ダイヤ白紙大改

正)を前に蒸気機関車が無くなっていくから自宅の近くの新小岩機関区に撮りに行こうというものであった。


新小岩機関区は通学で毎日乗り降りしていた総武線新小岩駅から見える位置にあり、また自宅からでも入れ替えの蒸気機

関車の汽笛が聞こえる位に身近な存在であったが、あの友人のお誘いが無かったならばわざわざ撮りに行こうという気には

ならなかったであろう。


その頃の新小岩では、朝夕には両国から千葉方面へのC57が牽く旅客列車や、亀戸から分岐している越中島貨物線へ

向かうD51の貨物列車が頻繁に見られたが、昭和45年3月には無煙化された。その後は、房総の電化により機関区の隣

にあった国鉄新小岩工場(気動車・貨車)の廃止や貨物の縮小による機関区・操車場の廃止が相次ぎ、想い出の地は現在

はグラウンドとマンションになっている。


撮り始めた頃はまだまだ鉄道ファンも少なく、機関区の人も大変親切で一緒に構内を案内してくれたことや、御殿場線電化

直前にD52牽引の旅客列車を撮りに行った際に、SL撮影そっちのけで電車試運転の運転席添乗(今なら問題視されること

だが)させてもらったことが思い出される。


その時分に使っていたカメラはオリンパスペンEEという固定焦点のハーフサイズフィルムカメラ。この当時はカメラやフィル

ム・現像・プリント代も高く、カラーフィルムを35mmフルサイズで使うことはブルジョワ(死語)と言われた。

高校に入ってからは念願の一眼レフ キャノンFTbを手に入れるも、蒸気機関車のサヨナラ運転が続くことによる鉄道ファン

の過熱化が進み、反動でSL末期になるほど熱は冷めつつあった。因みに最近、復活蒸気の撮影地で人出の多さとマナー

の悪さが指摘されるが、現役蒸気の末期は今では考えられない位に人が集まった。


本HPは、その私の青春(これも死語化した)の想い出として編集した。写真はフィルムをスキャナーで読み取りPhotoshop

ver6.0 で加工してあるが、元の撮影技術そのものが中学生〜高校生時代のつたないものであり、かつカメラもオモチャ

レベルで撮ったものも多いことから見苦しい点はお許し願いたい。


<使用カメラ>   オリンパスペンEE
             ヤシカ35
             マミヤC220
             キャノンFTb   50mm & 135mm
             キャノンAE−1  35−70mm
             アサヒペンタックス6×7

昭和52年に社会人になってからは鉄道写真の撮影は休眠期に入り、もっぱら乗り鉄となった。海外旅行の際もなるべく

鉄道の旅が味わえるツアーを探し、ドイツのライン川と古城の車窓の旅や、雄大な景色のカナダ大陸横断鉄道、シンガ

ポールとバンコクを2泊3日で走破するイースタン・オリエント・エクスプレスで夢の旅を堪能したりしていた。また国内では、

SLが走っていない時に只見線で車窓の風景を楽しんだり、カシオペア・スイートやゆふいんの森に乗りに行ったりして、

写真撮影用のカメラは旅の想い出の記録程度の軽量コンパクトな物で十分こと足りていた。


ところが、たまたま平成18年8月の読売新聞に現役最古参のDCの元国鉄のキハ07がいる鹿島鉄道が平成19年3月を

もって廃線という記事を見て、キハ07に対する懐かしさのあまり見に行くことにした。そしてこの時に沿線を歩き、鉄道写真

撮影の楽しみが思い起こされ、30年ぶりの復活撮り鉄となってカメラもデジ一に乗り換えた。


SLの撮影は週末に殆ど限られるために、現在は仕事の都合で月に1〜2回程度しか行かれない。昔はSLがどんどん廃車

になり、今撮っておかないと消えてしまうという焦燥感でガムシャラに撮っていたが、今はテーマを考えながら絵づくりを楽しむ

方向に変えようとしている。復活鉄からまだ僅かしか経っておらず未熟者ではありますが、よろしくお願いいたします

                                                                管理人:glock


管理人のプロフィール

<カメラ>     ニコンD5       
            ニコンD4s     
            ニコンD7500   
            (引退・・・D80、D200、D300、D700、D3s)  

<レンズ>     AF-S Nikkor 50mm F1.8G
            AF-S Nikkor 16-35mm F4G ED VR
            AF-S Nikkor 24-70mm F2.8G ED
            AF-S VR Nikkor ED 70-200mm F2.8G
            AF-S Nikkor 80-400mm F4.5-5.6G ED VR
            AF-S DX Nikkor 18-300mm F3.5-6.3G ED VR
            AF-S TELECONVERTER TC-14E Ⅲ
            SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE

<RAW加工>  ニコンCapture NX-2
            ニコンCapture NX-D
            Adobe Photoshop CS6

管理人のプロフィール

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください