このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

[ ADSL ]

このページは2002年2月現在の情報です

[ ADSLて? ]
AsymmetricDigitalSubscriberLine(非対称デジタル加入者線)の略称
  「非対称」というのは「上りと下りの通信速度が異なる」という意味
一般電話回線(アナログ回線)を音声通話より高い周波数帯域で行う上りと下りの速度が
異なる高速データ通信技術
定額料金制で通信速度は、1.5Mbpsと8Mbpsがある

接続方法
  タイプ 1『スプリッタを使い、1本の電話回線でデータ通信と通話の両方を同時に行う』
  タイプ 2『通話を利用しない、データ通信専用』
            *スプリッタ:電話回線とADSL回線を分配する機器

3タイプのサービス事業者がある
  独自プロバイダ型
    申込み・料金支払いが1本化/プロバイダを乗換える、メールアドレスが変わる
  ホールセール型
    別途ADSLプロバイダと契約する/ADSLモデムが自由に選べない、初期費用が高い
  フレッツ・ADSL
    東西NTTのサービス、提携プロバイダの数が多い/別途プロバイダに加入

[ ADSLメリット ]
一般電話回線(アナログ回線)を使う
1本の電話回線でデータ通信と通話の両方を同時に使える
  (インターネット使用中も電話で通話が出来る)
ブロードバンド・アクセス・ルーターを使うと複数のPCが同時にインターネット接続できる
通信速度はアナログ回線の数十倍から百数十倍

[ ADSLの問題点(デメリット) ]
ISDN利用者はアナログ回線に戻さなければいけない
NTT収容局までの間に光ファイバーかされた区間があると導入できない
NTT収容局から2Km以上あると思ったほど、通信速度が上がらない
実際の通信速度は契約の半分程度
ADLSモデムの設置の仕方・電話線の長さでノイズに影響され、通信速度の低下を招く
LANカードが必要(USB接続も存在)

[ ADSL導入前 ]
Mebius購入時は内蔵モデム(33.6Kbps)でメールの送受信をしていました
インターネットを始めると次第に画像の表示が遅いなと感じるようになりましたので、メルコのモデムを購入し56Kbpsでネットに接続するようになりました

当時NTTは盛んにISDN64のTVCMを流しましたが、『64Kbpsと56Kbpsでは余り差がない』 『ISDNにすると電話番号が変わる』との理由からISDN導入は見送りました
『数年以内に****というISDNより速い通信方法が出現する』という情報もISDN導入を見送る要因だったかもしれません (今思えば****がADSLでした)
ISDNにしていたら[アナログ回線]⇒[デジタル回線]⇒[アナログ回線]となっていました

ネットをすればするほど『遅〜〜〜い』と思いながらも、家の周りにはCATV回線が張り巡らされていましたが、集合住宅という事もあり簡単には加入出来ませんでした

[ ADSL導入の動機 ]
ISDNはアナログ回線と比べると見劣り・CATVは集合住宅で見送り
定期購読している YOMIURI PC 2002年1月号に『ADSL導入完全ガイド』が載っていました
契約&設定は,思っていたほど難しく無いようです
読み進めていくうちにホールセール型 アッカ・ネットワーク が良いのかなと思いましたが、
現在のプロバイダが対応していませんでした

[ プロバイダ選択 ]
最初1.5Mbpsを考えていましたが、アッカ・ネットワークHPの距離別おすすめサービス判定で
確認すると『NTT収容局から直線で0.4Km』、『おすすめサービスは【8M】』と出ました
距離が近いので、速いくて安いプロバイダを選びました

           Yahoo! BB に決定

後日、NTT [ 電話回線の線路情報 ] で「線路距離長」「伝送損失」を調べました
    ○線路距離長(エンドユーザ〜NTT収容ビル) 980 m
    ○伝送損失 23 db
約1km 下り4MB出ていれば十分?
いずれはPC内部の調節をして速度UPしたいと思います

[Yahoo! BBに決定してからADSLが開通するまで]
2001/12/26 仮申し込み
  ↓
12/26 予約受け付け・予約確認メール
  ↓
12/28 申し込みの案内メール
  ↓
12/28 本申し込み
  ↓
12/28 申し込み手続き完了確認メール
  ↓
2002/1/16 モデム発送案内メール
  ↓
1/17
(着 1/31)
 NTT電話局内工事(ジャンパー工事)完了メール
  Yahoo! BB開通後の1/31に着信しました
  ↓
1/19 ADSLモデム一式到着
  ↓
1/20 PC設定(ADSL)& ADSLモデムの設置
  ↓
1月20日 ADSL開通
   
  
1/28 『10営業日がんばります宣言』発表・・・

1/28の宣言の前でもあり、年末年始を挟んでいるから『まあ良し』としましょう

[ ADSLスピード測定HPに100BASE-T LANカードにすると速くなると書いてあるけど本当? ]
友人に質問したら下のような回答がありました
厳密に言うと「ウソ」
実際早くなるかと言われれば、少しは早くなる可能性を秘めています。が、元々ADSLモデムの出口は 10BASE-T ですので、100BASE-TX のLANカードを使っても 10BASE-T のモードで動くだけです。
なぜ早くなるかと言うと、LANの問題では無くパソコンとLANカード間の通信速度が上がるからです。

デスクトップの場合、10BASE-T 専用LANカードではパソコンとLANカード間で通信されるデータはすべてCPUに送られて処理されますが、100BASE-TX に対応したLANカードはCPUを介さずにデーターをメモリーに書き込み、データをメモリーに書き込んだという情報だけをCPUに送って処理をさせますので処理スピードが向上します。(CPUが必要なのはデータ全てでは無く、データの最初にある数バイトの宛先情報だけ)

ノートの場合はもっと顕著で、カードのタイプが PCカード タイプとCardBus タイプで雲泥の差が出てきます。PCカード タイプは 16bit でデータを処理し、更に全てのデータをCPUに引き渡しますので処理が遅くなります。CardBus タイプは 32bit でデータを処理し、デスクトップ同様に2種類のデータ処理方法を持っていて、ほとんどの場合はデータを直接メモリーに書き込む方法を採っています。10BASE-T 専用タイプのLANカードは全て PCカード タイプで、100BASE-TXに対応したLANカードは PCカード タイプと CardBus タイプの2種類があります。PCカード タイプの 100BASE-TX の場合、100Mの性能が十分に発揮できず、最大でも30M程度の転送能力しかありません。
今後、100BASE-TのLANカードを買おうかな・・・
2002/07/12 100BASE-TのLANカードを買いました
 

つづく

 

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