このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


士幌線
糠平駅〜幌加駅

探訪日
2015年5月10日〜13日
2014年2月26日・2008年5月27・2006年9月4日
2015.9.13UP
詳しくは 士幌線 Wikipedia をご覧ください



鉄道廃線跡を歩く III 22頁(アルファベットは記事の地点)


※ 航空写真は国土地理院のHPよりダウンロードしました ※

赤枠画像をクリックすると画像が切り替わります

※ 橋梁跡1〜6は橋梁名が分からないので、整理用に番号を付けました ※




昭和14年(1939)11月18日  旧糠平駅 - 十勝三股間駅 (16.9km) まで延伸開業し、全通


糠平駅
この糠平湖の湖底に旧糠平駅が眠っている

糠平ダム完成前後の航空写真です


ペンケウェナイ川橋梁 糠平湖の湖底に眠っている


パンケウェナイ川(四の沢)橋梁 糠平湖の湖底に眠っている


2015年5月11日現在、湖面に顔を出している旧糠平側の最先端  バラストがしっかり残っている
発電のために湖面の水位は上下するが、これよりメートル単位で水位が下がることはあるのだろうか?


橋梁跡1
最先端 直ぐ先にある

左側

右側
左右の欄干はどちらも真中から折れている 土砂に埋まり橋梁としての機能は無い


橋梁跡1 先


橋梁跡2
橋梁跡2の左右の側面は外側に開いている

左側

右側
橋梁の左右の水位が違う、内部で完全に閉塞している 右側の路盤は崩れていない?


旧線跡に落ちていたカスガイ


旧線跡に落ちていた犬釘
昭和30年(1955)8月1日、新線にルート変更されてから糠平湖の湖底に残されていた


橋梁跡2 先


橋梁跡3
橋梁跡3の左右の側面も外側に開いている

左側

右側
内部に堆積物が溜まり、いずれは機能しなくなるのか・・・


橋梁跡3 先


振り返ると橋梁跡3付近でカーブしている
昭和30年頃?の糠平湖


橋梁跡4

左側

右側
かろうじて水が流れている 閉塞まで時間の問題か・・・


橋梁跡4 先


満水時は湖底に沈む切り株


旧線跡 右側にできた水溜り
沢筋が見当たらないが、この辺りにも橋梁があったのか?


土砂で埋もれた旧線跡


橋梁跡5
土砂で完全に埋没している 水の流れが場所を教えてくれた
沢の水量と土砂の量からすると大きな橋梁だったかもしれない




橋梁跡6

左側

右側
左右の側面は崩れているが、状態は良い旧道跡の橋から流れ込む川


橋梁跡6の右側には旧道跡があり、丸太製の橋がかかっていた
 


橋梁跡6 先
タウシュベツ川橋梁は分かりにくいが、奥の旧線跡の林は見える


もう直ぐタウシュベツ川橋梁
肉眼でタウシュベツ川橋梁の上部が見える




タウシュベツ川橋梁
左側

右側

旧糠平側

幌加側


2014年2月26日 探訪
雪を被ったタウシュベツ川橋梁が見たくて行きました


2008年5月27日 探訪
糠平湖から顔を出しているタウシュベツ川橋梁を見たくて行きました


2006年9月4日 初探訪
ラリージャパンの帰りに寄るが、足元に沈んでいるとは知らずに帰る・・・



タウシュベツ川橋梁はあと何年もつか?
左側の欄干部分全体が崩れている橋脚部も崩れている

糠平湖の冬期の凍結・融解、流木などにより橋梁自体の崩壊が進んでいる

 
 


タウシュベツ川橋梁 先


↑の林の中です
↓の注意喚起の看板郡は、この林の中の旧線跡に設置されています


タウシュベツ川橋梁の注意喚起の看板郡


林の先の旧線跡は、林道に利用されている


糠平三又林道になった旧線跡


七の沢橋梁跡

左側

右側
豪雨被害でもあったのか!? 金属製コルゲート管に換えられていている
下流には、玉石積みの護岸工事跡が残っている


振り返ると七の沢橋梁跡が明らかに低い・・・
改良工事時に削られたとも考えにくいが・・・


七の沢橋梁跡 先


糠平三又林道は右へカーブ、旧線跡は真っ直ぐに進んでいるはずだが・・・
この場所に立っても旧線跡の痕跡は分からなかった・・・
林道左側の熊笹が旧線跡か


糠平三又林道との分岐点 先
分岐点からは、この旧線跡は全く見えないマーチは、右カーブ先の送電線の下に停めてあります


清算事業団ポール 見っけ


左下に新線跡が見えてきた
合流点に向け、旧線跡は下り新線跡は上っている


合流点と確認できる地点 



本当の新線跡旧線跡 合流点
上左画像とアングル違いの同所  路盤幅が一本分になっている


新旧線跡の合流点近くの『糠平三又林道』脇には、事業団ポールと境界杭が設置されている
奥には↓の道路標識が設置されている


石積擁壁上には『糠平三又林道』の道路標識が設置されている


旧線跡脇にかなり離れて設置された石積擁壁


 奥にはコンクリート製の擁壁がある
上部には道路は無く、崩れ防止だけのために設置されている


右カーブの右上にレール製落石防止柵が続く


左下には地面にレールが突き刺さる

左側法面にあるコンクリート製擁壁?
擁壁にしては形がおかしい?


左カーブの右上にまたレール製落石防止柵が続く


険崖川橋梁跡

左側

右側


険崖川橋梁跡で振り返ると左の土手にもう一本の何かがある
  土手を旧糠平側に戻ってみると・・・
土手の上に立つがちょっと狭い

右下に旧線跡が見える
もっと狭くなりレール製柵が現れる

右下に旧線跡が見える
少し広くなる
手前の足元に落ちている石はバラストかな?

右下に旧線跡が見える
線路でも道路でもOKぐらいの広さはあるが・・・
奥に石積擁壁が見える
コンクリート製擁壁のエンドの上だ
左手には石積擁壁があった

右下に旧線跡が見える

石積擁壁とコンクリート製擁壁の境目
奥は再び狭くなる

右下に旧線跡が見える

土手をさらに進むと平地が無くなる
けもの道を3〜4m上がると新旧線合流点先の
石積擁壁上に設置された『糠平三又林道』の道路標識近くに出た

気になった土手はただの擁壁上にできた空間だったのかな・・・


右側に背の低いコンクリート製擁壁


左側の足元に音更川までコンクリート製擁壁がある

コンクリート製枡もある

さて、何の杭?


背の低いコンクリート製擁壁を前後にずらして設置するのは、なぜ?


路盤が何か変と思ったら・・・
一段、陥没している

奥の方は完全に崩落している

覗き込むと音更川まで崩落していた
音更川の護岸擁壁が崩れて旧線跡まで崩落したか


しっかり残っている音更川の護岸擁壁


崩落現場の先


築堤の下には湧水川橋梁跡

左側

右側


湧水川橋梁跡 先
右にレール製柵左の足元には擁壁


レール製柵の先に暗渠跡

左側

右側


幌加ダム林道跡の踏切跡 と入口ゲート
現国道が完成するまで、ここから入り士幌線を渡り音更川の河原まで降りて幌加ダムに向かう林道が通っていた


小屋川橋梁

左側

右側


枕木 見っけ


人が一人り通るのがやっとぐらいに樹が生い茂っている
そこを抜けると・・・  奥には、


糠平三又林道の新道踏切跡


糠平三又林道の旧道(廃道)踏切跡


[G] 音更トンネル
旧糠平側幌加側
天井のコンクリートが剥がれて落ちるのか 金網で補強されている


枯葉川橋梁跡


第一松葉川橋梁跡


第二松葉川橋梁跡


[H] 幌加駅

駅構内を十勝三又側から見る

線路脇に転がっていたレール


**橋梁跡
 

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