C51大正時代の誇る大型旅客用機
1919年から1927年の9年間に289輌が製造
9600・8620に次いで設計・量産された標準機関車で、当時としては画期的な直径1,750mmの大動輪を採用、
これはC62にいたるまで不動の寸法となった
形態は大正型とも呼ばれる優美な流れをもち、C53と共に戦前派ファン懐かしの名機である
登場時は、バッファーカプラーを装備、ヘッドランプは電灯未装備、以後各部の改装・改良が施され輌数
が多い為バラエティーに富む
初期の特急つばめを始め大正から昭和初期の第一線機として活躍
昭和5年 東海道本線で特急「燕」を牽き、東京〜大阪間を驚異の8時間20分(御殿場線経由)で結ぶ
戦後も幹線・準幹線の旅客用に各地で活躍 |
形式 | 軸配置 | 全長 | 全重 | 動輪直径 | シリンダ
直径×行程 | 馬力 | 蒸気圧 | C51 | 2-C-1 | 19,994mm | 111.95t | 1,750mm | 530mm×660mm | 1,040馬力 | 13.0kg/cm2 |
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