絵手紙
旧時報鐘楼
小林は横浜でハッカの輸出を営なむ貿易商であった。大正天皇の即位を記念して時報鐘楼を伊勢崎に寄贈することを思い立ち、大正4年に起工、翌5年に竣工した。楼上部には江戸時代から伊勢崎の人々に親しまれていた中台寺の釣鐘を移転、昭和初期にかけて時を告げていた。昭和20年に米軍機の爆撃により被害を受けたが、その後復元された。 鉄筋コンクリート煉瓦張り。
No.10