このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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終戦前後の生活
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麦踏み
山の労働と違って、畠で勤労奉仕をすることもあった。霜柱を押さえることと、分けつ(分蘗ー株張り)を促がす目的で麦を踏むのである。
踏み方は畝に対して横向きになり、足踏みをしながらカニのように横に移動していく。晩秋ではあったが、やっているうちに気持ちの良い汗をかいてくる。
戦時中のことであるから、体力のある男たちは兵役についており、子供たちが貴重な労働力であったのだ。
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