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15.10.11 四阿山 - 四阿山(あずまやさん)は浅間山の北西に位置し、長野県と群馬県の県境にある。中高年だけでなく、若者にもお勧めするコースは、バラギ高原からのルートである。
四阿山位置図(
map
ion) |
- 渋川ICで降り、パルコール嬬恋スキーリゾートを目指す。榛名山の北側を流れる吾妻川に沿って国道144号を西進する。
四阿山周辺図(mapion) |
- 国道から分かれてバラギ高原を登って行くと、四阿山(2,354m)が見えてきた。さらに進むと、北東の方向に朝靄に浮かぶスミレ色の山の連なりも姿を現した。左に浅間隠山(1,756m)右に鼻曲山(1,654m)が特徴のある稜線を見せている。
左のコブが四阿山 |
左-浅間隠山、右-鼻曲山
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バラギ湖と浅間山
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- スキー場に着いた。すでに県外車が来ている。ゴンドラは六人乗りのキャビンが次々と客を運んで行く。ゴンドラは全長3.2km、15分で標高2,050mの登山口駅に着く。
- このコースをお勧めする理由は、尾根道からの展望が素晴らしいの一語に尽きるからである。最初のうちは群馬県側の景色を間近に見るが、途中から長野県側の景色が見られるようになり、山頂に至って正に360度の展望になるのだ。
- 尾根に出て、シラビソ・コメツガ・ダケカンバ等の針葉樹林帯を歩く。笹原の中に立ち枯れの木が白い幹肌を見せている。
米子不動の谷筋 |
針葉樹林の尾根
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- 頂上までは4kmのなだらかな道を2時間半で着ける。途中から痩せ尾根になるが、掴まる木があるので、それほどの危険感はない。
山頂が見えた
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- 山頂に着いた。祠があって、その前に標柱が立っている。「四阿山頂二,三三二.九米」と書いてある。・・・はてな??。国土地理院の2万5千分1地形図によると、2,354mと記されている。そして2,332.9mの三角点峰は、山頂から北西200m程の位置にある。標柱が間違っているのか、僕が勘違いしているのか再度現地確認をする必要がありそうだ。
四阿山頂 | |
- 北東に志賀高原の横手山(2,305m)。頂部を斜めによぎっているのは、志賀草津道路。その左は奥志賀高原の岩菅山(2,295m)である。東に日光連山が関東平野の霞の向うに浮かんでいる。
左-岩菅山、右-横手山
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日光白根山〜袈裟丸山
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- 南西に北軽井沢と称するリゾート地を囲むように浅間の峰々が連なっている。高峰高原の籠ノ登山(2,227m)の左に富士山がみえる。
浅間隠山〜鼻曲山
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肉眼では見えたのだが・・・
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- 南に八ヶ岳、南西に霧ヶ峰が平坦な稜線を見せている。
八ヶ岳の奥に南アルプス |
霧ヶ峰の向うに中央アルプス |
- 西を見ると、山脈が幾重にも重なり、霞によって次第に淡色の薄墨色に変わっていく様が面白い。空を画しているのは北アルプスである。手前の菅平は学生の合宿地として有名。
- 四阿山が北アルプスに最も近いのは、鹿島槍ヶ岳(2,889m)から白馬岳(2,932m)辺りまでである。稜線近くの山肌が比較的よく見える。
菅平の向う槍ヶ岳〜水晶岳
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北ア/鹿島槍ヶ岳〜旭岳 |
- 北西に、四阿山から派生している根子岳(2,207m)が指呼の間だ。ビロードの緑地帯・黒木の樹林・火山露頭の三種の妙を呈している。左の稜線をおりれば菅平である。
- 右に目を転ずると、長野・新潟の県境になる。高妻山〜火打山〜黒姫山〜妙高山と続いている。
根子岳 |
高妻山〜火打山
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黒姫山〜妙高山
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- それほど高い山ではないのに、山頂に立ってぐるりと展望を堪能できるのが四阿山の特徴である。加えてアプローチが広大で明るく、高原ののどかな空間に包まれて心和むのである。
日本一の高原キャベツ畑
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バラギ湖から四阿山
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<参考>
パルコール嬬恋スキーリゾート:
ゴンドラ運行表
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