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施設名称 群馬県庁本庁舎
設計者名 佐藤功一
施工者名 清水組
建 築 年 昭和3(1928)年
構 造 鉄筋コンクリート造
階 数 地上3階、地下1階
所 在 地 群馬県前橋市大手町1−1−1
備 考 ◆建築面積:2019m2
◆登録基準:造形の規範となっているもの
◆建設費:71万3千円(当時の金額)
佐藤功一(日比谷公会堂や早稲田大学・大隈講堂の設計者)の、昭和初期における庁舎建築の規範的な作品である。
昭和3(1928)年4月9日に、落成式が行われた。
外壁は石張り(1階部分)とスクラッチタイル張り(2・3階)。玄関正面は半円アーチの車寄せとし、その上は知事室前のベランダとなっている。建設当時からスチーム暖房・水洗トイレ・電気式集中制御時計が整備されるなど、関東近県では最も先進的な建築技術を駆使した建造物である。
平成13(2001)年11月に本庁舎が国民文化祭の会場として使用されるため、改修工事を行った。館内にエレベーターを新設し、トイレをつくり替えるなど使いやすさに配慮した。また全館バリアフリーとなっており、全ての人にひらかれた新しい群馬の顔として、人々に親しまれている。
また、市民ボランティア団体「黄色いピアノを送る会(代表世話人:喜多内十三造(兵庫県在住・詩人)」から群馬音楽療法研究会(事務局長:吉江福子氏(前橋市))へ送られた全国3台目の『黄色いピアノ』が群馬県に寄贈され、2階南ロビーに設置されている。
「黄色いピアノ」利用案内
↓
http://www.pref.gunma.jp/cts/PortalServlet;jsessionid=068167BDEC8141015B7C7ABA91259A13?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=3667
参考文献一覧
◆ パンフレット「温故知新・昭和庁舎」
◆ 群馬の近代化遺産「颯爽たる上州」(発行:株式会社 煥乎堂)
◆ 文化財選集( http://www.bunka.go.jp/english/11/1/detail/show.470.html )
◆ 群馬県庁本庁舎 1棟( http://www.manabi.pref.gunma.jp/bunkazai/01515.htm )
◆ 近代建築散策( http://maskweb.s22.xrea.com/architecture/b_gunmapref_1_1.html )
◆ 近代化遺産探訪〜群馬県近代化遺産総覧( http://www.gijyutu.com/ooki/kindaikaisan/gunma/souran.htm )
【 作成:2007(平成19)年9月14日 】
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