このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
施設名称 前橋市水道資料館(旧浄水構場事務所)
設計者名 野田俊彦
施工者名 佐藤栄太郎
建 築 年 昭和4(1929)年3月
構 造 鉄筋コンクリート造
所 在 地 群馬県前橋市敷島町216
(前橋市水道資料館
電話:027−231−3095)
備 考 ◆屋根:瓦葺き ◆建築面積:183m2 ◆建設経費:5250円(当時)
◆登録基準:国土の歴史的景観に寄与して
いるもの
◆前橋市水道資料館
【 開館時間 】10:00 〜 16:00
【 休 館 】火・水曜・年末年始
【 入 館 料 】無料
利根川の河床であった現在地(前橋市敷島町)で、地下水を前橋市の水道水に利用するという計画として、昭和2(1927)年1月1日から工事が始まった。工事の建設顧問は中島鋭治で、利根川からの取水堰管・ろ過池・地下の浄水池・深井戸・配水池・配水塔やそれらを結ぶ導水管(取水施設から「ろ過池」などを結ぶ)・送水管(浄水施設から配水施設を結ぶ)・配水管(配水施設から各家庭などを結ぶ)などの水道システムが設計された。塩素で消毒されたろ過池からの水は、地下に設けられた浄水池へ貯められ、必要に応じて配水塔へ送り出される。
旧浄水構場事務所は昭和3(1928)年7月着工・昭和4(1929)年3月に竣工した。屋根は小屋組みで、屋上には監視のための物見塔がある。
前橋市の水道給水60周年を記念して、平成元(1989)年に改修され、前橋市水道資料館として活用されている。
※下記サイトには、前橋市の上下水道の歴史が記載されています。
http://www.city.maebashi.gunma.jp/kbn/18700011/18700011.html
参考文献一覧
◆ 国指定文化財 データベース
( http://www.bunka.go.jp/bsys/searchlist.asp )
◆ 近代建築散策:前橋市水道資料館(敷島浄水場)
( http://maskweb.jp/b_maebashisuido_0_1.html )
◆ 群馬県前橋市/文化施設[水道タンクと資料館]
( http://www.city.maebashi.gunma.jp/ctg/18400001/18400001.html )
◆ 技術のわくわく体験記〜旧・前橋市浄水構場事務所
( http://www.gijyutu.com/ooki/tanken/tanken2000/jyousui/jyousui.htm )
【 作成:2007(平成19)年9月14日 】
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |