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施設名称 吉田家住宅和泉庄御殿
設計者名 石黒博司(棟梁、新潟出身)
施工者名 石黒博司(棟梁、新潟出身)
建 築 年 昭和2(1927)年 / 平成2(1990)年に移築
構 造 木造
階 数 2階建て
所 在 地 群馬県高崎市大橋町36−9
備 考 ◆屋根:入母屋造り・桟瓦葺き ◆建築面積:63m2
◆登録基準:造形の規範となっているもの
商家吉田家はかつて油類などを扱った大商店で、和泉庄御殿(いずみしょうごてん)は同家の接待用の屋敷である。10年の歳月をかけて建築され、昭和2(1927)年に竣工した。
もとは高崎市田町の街中にあったが、高層ビルなどによる湿気の影響を考えて、植木などとともに現在地へ移築された。
木造2階建て、入母屋造り桟瓦葺き。2階に出桁庇を設け、外壁は真壁漆喰塗りで仕上げられている。戸袋には彫刻が施され、2階に取り付けられた高欄の先端は反りあがっているなど、寺社建築の独特の技法が取り入れられている。しかしこれらの技法は、建物全体の調和を乱すことなく一般建築の中に取り入れられている。
高崎市内の代表的な近代和風建築である。
参考文献一覧
◆ 国指定文化財 データベース
( http://www.bunka.go.jp/bsys/index.asp )
◆ 吉田家「和泉庄御殿(いずみしょうごてん)」/高崎市
( http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/ky-bunkazai/bunkazai/bunka/yoshida.htm )
【 作成:2008(平成20)年2月12日 】
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