このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

◆ リ ン ク ( 群 馬 県 以 外 ) ◆

 

【 個 別 文 化 財 関 連 】

 

 

舞鶴市政記念館  ◆京都府舞鶴市

京都府舞鶴市の歴史的建造物である、12棟の赤れんが倉庫群。その中の一つは、明治35(1902)年に建てられた旧海軍の兵器廠倉庫(砲銃庫)です。戦後は市庁舎の一部として使用されましたが、平成6(1994)年10月に、芸術・文化の交流の場として新しく生まれ変わりました。 平成18(2006)年4月1日からは、『特定非営利活動法人 赤煉瓦倶楽部舞鶴』が舞鶴市の委託を受け、管理運営を行なっています。

『舞鶴市のあゆみ 展示コーナー』では、 公文書や貴重な資料を通じ、生活・港湾・産業など様々な観点からの舞鶴市が紹介されています。

 

まいづる知恵蔵  ◆京都府舞鶴市

明治35(1902)年に、舞鶴鎮守府兵器廠弾丸庫並小銃庫(砲銃庫)として建てられた、煉瓦倉庫です。戦後は、民間の穀物倉庫となっていましたが、歴史・文化遺産を活かしたまちづくりの拠点とするために舞鶴市が買い取り、舞鶴の智恵を発信する場・・・『まいづる智恵蔵』として生まれ変わりました。浦入遺跡群(舞鶴市千歳)から出土した、わが国最古・最大級とされる約5300年前の縄文時代の丸木舟や、酒呑童子・安寿姫などの丹後にゆかりの伝説を描いた浮世絵が展示されています。

 

旧三潴銀行ホール  ◆福岡県大川市

福岡県大川市にある『大川市指定文化財 旧三潴(みずま)銀行ホール』の紹介サイトです。

(大川海運物産株式会社大川支店の公式サイト

 ※現在は社名が「壱岐・対馬フェリー株式会社」と改称されました)

 

福岡市赤煉瓦文化館  ◆福岡県福岡市

建築家 辰野金吾によって設計され、明治42(1909)年に竣工。昭和41(1966)年まで、日本生命保険相互会社福岡支店として使われました。明治末期の本格煉瓦建築として高く評価され、『旧日本生命保険株式会社九州支店』として国の重要文化財に指定されました。その後に福岡市が買収して、昭和47(1972)年に福岡市歴史資料館として活用。平成2(1990)年の福岡市博物館新設にともない、福岡市赤煉瓦文化館として再整備され、集会・催事の施設として保存・活用されています。

 

JR九州 小倉工場  ◆福岡県北九州市小倉

明治22(1889)年、九州に初めての鉄道(博多−千歳川(久留米))が開業。明治24(1891)年には、門司−熊本が開業しました。小倉工場は、鉄道の急速な発展に対応するために、明治24(1891)年4月21日に九州鉄道株式会社の車両工場として、ドイツ人技師長ヘルマン・ルムシュッテルの指導のもと、現在地に開設されました。

現在は、環境にやさしい鉄道の安全と快適を支えるために、鉄道車両の検査・修繕や車両の改造、技術開発などを行っています。

敷地内には、旧・鐡道院鍛冶職場 (現・自連バネ検修場)、旧・製罐工場(現・鉄工改造場)や旧・客車予備品倉庫が残されています。

なお敷地内の工場は、映画『出口のない海』( http://deguchi.navitown.com/index.html  )の『海軍工廠内部』として撮影されました。

※JR九州 小倉工場の公式ホームページは  http://www.jrkyushu.co.jp/shokou/  です。

 

信州大学繊維学部講堂  ◆長野県上田市

文部省の柴垣鼎太郎の設計により、昭和4(1929)年に完成した、旧上田蚕糸専門学校の講堂です。建物は、洋風(ゴシック様式)の木造2階建て。正面に切妻破風を2段に重ね、三角の張り出し窓を付けた特徴ある構成となっています。内部は大きな吹き抜けとなっており、2階の前後には控室を設け、側面と後方はギャラリーになっています。この講堂は、ほとんど改変を受けることなく建築当初の姿を残しており、現存する近代の中・高等教育施設の建造物としては屈指のものです。また、信州大学繊維学部に受け継がれている上田蚕糸専門学校の建学精神と、「蚕都上田」の歴史を象徴する貴重な建物です。

※平成10(1998)年9月2日、国の有形文化財(第20−0005号)として登録されました。

 

上田蚕種協業組合事務棟  ◆長野県上田市

長野県上田市にある、旧上田蚕種株式会社の事務棟です。太平洋戦争中には軍需工場に転用されましたが、昭和27年から上田蚕種協同組合の建物になりました。建物はほとんど改変されておらず、大正時代の事務所建築にみられた特徴を、色濃く残しています。上田は江戸時代以来、国内有数の良質な蚕種生産地としてその名を知られており、近代日本の主要産業となった製糸業の発展に大きく貢献しました。上田蚕種協業組合事務棟は、「蚕都上田」の歴史を伝える象徴的な建造物として貴重な建物です。

※平成9(1997)年5月7日、国の有形文化財(第20−0003)として登録されました。

 

盛岡市のブルー・シャトウ  ◆岩手県盛岡市

岩手県盛岡市にある、廃墟のような洋館です。

どうやら元々は、明治44年に盛岡市内に建てられた『日本赤十字社岩手県支部』の建物のようです。

 

読書発電所施設[関西電力]  ◆長野県木曽郡南木曽町

長野県木曽郡南木曽町にある『国指定重要文化財 読書(よみかき)発電所施設』の紹介サイトです。

(関西電力東海支社の公式サイト)

 

東京都北区 赤レンガ 275号棟  ◆東京都北区

大正時代、東京都北区には旧日本陸軍の赤煉瓦兵器工場群がありました。『275号棟』は、陸軍の鉄砲の弾を作る工場として、大正8年に建設されました。その赤煉瓦兵器工場群は、防衛庁(現在の防衛省)の施設の再配備・建てかえにより次々と解体。現在は275号棟のみが残されています。275号棟がある土地は北区が買い取り、解体して新中央図書館を建設する予定。275号棟はどうなるのか? 文中に出てくる渋沢栄一氏の言葉(保存運動の時に「今、これを残すことが出来るかどうかで後の世代に、今の文化レベルをはかられる」と言った)には、とても考えさせられました。

※275号棟は、平成20(2008)年に開館予定の『(仮称)北区新中央図書館』に活用される事となり、建物の約4分の1の範囲の部分が活用されるようです。

 

旧・下野煉化製造会社・ホフマン式輪窯  ◆栃木県下都賀郡野木町

明治22(1889)年築窯、明治23(1890)年6月15日に操業を始め、昭和46(1971)年までの82年間にわたり、煉瓦製造に使われたホフマン式輪窯です。昭和54(1979)年2月に、国の重要文化財として指定されました。

※技術科@スクール の 産業技術遺産探訪〜下野煉化製造会社・ホフマン式輪窯 を表示します。

 

 

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【 活 動 個 人 ・ 団 体 】

 

 

煉瓦博物館  ◆愛知県

サイト管理人の独断で選んだ煉瓦建築・煉瓦構造物が紹介されています。

 

近代建築散策  ◆群馬県以外

日本各地の美しい建物が、用途別・地域別で掲載されています。

 

煉瓦建築の美  ◆群馬県以外

九州で出会ったカトリック教会の天主堂(煉瓦建築)の美しさに魅了され、日本各地から厳選された煉瓦建築が紹介されています。

 

産業近代化遺産  ◆群馬県以外

産業の近代化によって生まれてきた建物(工場・発電所など)は、他の建築にはない魅力があります。それは、機能美。

装飾的な美しさではなく、その建築本来の機能から必然的に生まれた美しさです。

そのような建物を紹介しているサイトです。

 

たてもの応援団  ◆東京都

平成8年、東京都文京区千駄木にある近代和風住宅安田邸の保存を願う市民が、活動を継続していくために『たてもの応援団』を発足しました。おしかけ調査(とはいってもキチンと所有者の同意を得ます)や町歩き・お掃除ボランティアなどを行い、「歴史的な建物」を地域の財産として大切にし、建物を介してコミュニティの輪を広げています。

 

日本近代建築館  ◆東京都

地域のランドマークとして、人々の記憶に焼き付いている近代建築。何回かあった危機(地震、空襲、高度経済成長、そして地上げなど)を乗り越えてきましたが、いよいよ老朽化という最大の危機にさらされています。サイト管理人が日本各地を旅しながら、建物たちの安否を訪ね歩いてきました。その建物たちの美しさを多くの方々に知らせたく、開設されたサイトです。

 

博物館 明治村  ◆愛知県犬山市

明治時代とは・・・江戸時代までの優れた木造建築の伝統と蓄積の上に、欧米からの新たな様式・技術・材料が取り入れられた時代。石造・煉瓦造の洋風建築が導入され、鉄・セメント・ガラスを用いる近代建築の素地を築きました。これらの建物の中には芸術的・歴史的価値があるものの、戦後の高度経済成長や開発事業により、次々と取り壊されてきました。それらの建物を保存するため、旧制第四高等学校同窓生であった『 谷口吉郎博士 ( 博物館明治村初代館長 )』と『 土川元夫氏 ( 元名古屋鉄道株式会社会長 )』とが共に語り合い、二人の協力のもとに創設されたのが『博物館 明治村』です。

『博物館 明治村』の公式サイトです。

 

ポンチハンター  ◆群馬県以外

管理人KUZEさんが、個人的な興味で訪問した所を、写真を中心に紹介しています。『Y里小学校』・『N岸競馬場』(廃墟・戦跡の中)や『水戸市水道低区配水塔』(給水・配水塔の中)は、なかなか見応えがあります。

 

赤煉瓦倶楽部半田  ◆愛知県半田市

愛知県半田市の産業史のシンボルであり、街の歴史的ランドマークでもある半田赤レンガ建物(旧カブトビール工場)の利活用を調査・研究し、魅力的なまちづくりを進めるために活動している市民グループのサイトです。

 

全国重文民家の集い  ◆大阪府羽曳野市

国指定重要文化財民家(略称「重文民家」)は、建築の分野からだけでなく、土地土地の暮らしの歴史を伝える、親しみやすく個性豊かな風貌を持った民家です。今回、公益信託大成建設自然・歴史環境基金の助成金により、このホームページが開設されました。このホームページを通して重文民家に関心を持ち、理解を深めていただければ幸いです。

 

門司赤煉瓦プレイス  ◆福岡県北九州市門司区大里本町

福岡県北九州市門司区大里本町に残る大正期に建てられた赤煉瓦建物(旧サッポロビール九州工業建物)などの貴重な歴史的建造物の保存、それを活かしたイベントの開催やまちづくりを行い、地域の活性化に貢献する『特定非営利活動法人 門司赤煉瓦倶楽部』のサイトです。

 

廃墟デフレスパイラル  ◆群馬県以外

このHPは「ネットで見れる廃墟写真集」です。

誰もいなくなってしまった廃遊園地、日本各地の廃鉱山の風景、謎の巨大施設から歴史的建造物まで役目を終え朽ちてゆく廃墟の甘美な世界をご紹介しています。

 

都道府県別文化財建造物案内  ◆群馬県以外

国の重要文化財または登録文化財に指定(登録)されている建造物のリストです。名称、区分、所在地が載っています。リストは原則として、平成16(2004)年12月末現在のものです。

 

ようこそ! 旧モーガン邸へ  ◆神奈川県藤沢市

神奈川県藤沢市大鋸の一画に、豊かなみどりに囲まれた古い洋館がひっそりと佇んでいます。昭和6(1931)年に建てられたこの建物は、大正末期から昭和初期に活躍した建築家J.H.モーガンの自邸です。この貴重な建物を保存し、市民が利用できる施設として活用したいという夢を追いかけている『旧モーガン邸を守る会』のサイトです。

 

全国近代化遺産活用連絡協議会  ◆東京都文京区

日本で唯一の近代化遺産の全国ネットワーク組織です。近代化遺産の保存・活用と、それらを活かした地域の活性化に向けて、会員が連携して、普及啓発、調査研究などの活動を展開しています。

 

小山のまちづくりを考える会 Web  ◆栃木県小山市

栃木県小山市に、小野塚家という旧家があります。平成16(2004)年1月、故小野塚イツ子さんの遺言により、小山市にすべての遺産が寄贈されました。シンボリックなレンガ造りの煙突、大谷石で造られた蔵・塀、土蔵、魅力的な庭園、平地林、田畑、古文書、絵画、民俗資料などなど・・・これらは、小山市にとっては貴重な歴史文化遺産なのです。しかし、小山市はこれらを壊して一般的な公園にし、同家が所有していた他の土地を売却しようとしていることが分かり、主に市内の歴史愛好家たちが集まって「小山のまちづくりを考える会」を結成し、保存・活用を訴える活動を始めました。

 

赤レンガの東京駅を愛する市民の会  ◆東京都文京区

辰野金吾の設計、辰野葛西事務所の実施案によって建設された『中央停車場』。そこでは、大正10年に原敬首相の暗殺、昭和5年には浜口雄幸首相狙撃事件がありました。そう・・・今の『東京駅』。その赤レンガの東京駅取り壊し計画が、昭和62(1987)年の春に浮上! 東京のランドマークである赤レンガ駅舎を残そうと、全国の市民が保存のために立ち上がりました。

平成12(2000)年の秋には、東京都とJR東日本との合意により赤レンガ駅舎が復元されることになりました。

また平成15(2003)年4月には、国指定重要文化財に指定されました。

 

東京大学 生産技術研究所 藤森照信研究室  ◆東京都

故村松貞次郎氏(東京大学生産技術研究所の名誉教授)に師事。岩崎久弥邸(旧最高裁判所司法研修所、ジョサイア・コンドル設計)などの明治期洋風建築を中心に、様々な建築を調査・研究。現在は東京大学生産技術研究所教授として、また建築史家・建築家として活躍。独特の視点から、赤瀬川原平らと「路上観察学会」を結成した・・・あの『藤森照信』さんのサイトです。

 

工学院大学建築都市デザイン学科 後藤研究室  ◆東京都

現在、工学院大学の建築学科教授をされている『後藤 治』氏のサイトです。かつては、文化庁文化財保護部建造物課文化財調査官を務めており、当時の経験を活かして歴史的建築物(町並)の保存・活用に尽力されています。柔軟な発想力、冷静な観察眼を持ち合わせており、指導者としての評価も高いです。

 

糸魚川レンガ車庫保存・活用研究会ホームページ  ◆新潟県糸魚川市

糸魚川駅(新潟県糸魚川市大町)の構内に、1912年(明治45年=大正元年)12月に竣工した赤煉瓦の車庫があります。糸魚川市では「赤煉瓦車庫は重要な施設として活用すべき」と位置付けていました。しかし、赤煉瓦車庫が北陸新幹線の工事予定地に入ってしまい、解体・撤去が検討されています。これに対し、地元有志が「歴史的価値が高く、ランドマークとして今後も保存・活用すべきである」として、保存・活用研究会が設立されました。

 

神奈川の近代建築 −横浜近代建築アーカイブクラブ−  ◆神奈川県

平成8(1996)年10月1日、文化財保護法の一部を改正する法律により、保存及び活用についての措置が特に必要とされる文化財建造物を原簿に登録する『文化財登録制度』が導入されました。このような国の動きに対し、旧正田邸解体(東京都)や豊郷小学校問題(滋賀県)などは、皆様のご記憶にも新しいところと思います。近年になって、大正・昭和期に建てられた建造物の保存運動等が全国で頻発しています。しかし、それでも大半の近代建築物は特に大きなニュースとして取り上げられることもなく次々とその姿を消しており、その数と勢いはとどまる所を知りません。これらの建築物保存の是非を問う前に、まず地元神奈川に残る近代建築の素晴らしさを、県内外に向けて広く発信していきたいと考え、平成15(2003)年1月1日にオープンしました。

 

 

 

【 最終更新:2007(平成19)年9月14日 】

 

 

 

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