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D50



D50 140
名機9600形の後を引き継いで9900形として製造されましたが、
1928年10月、D50形に形式変更されました。軸配置はミカド形と呼ば
れる1D1(先輪1軸+動輪4軸+従輪1軸)で1000tの貨物列車を牽引
でき、9600形を上回る大馬力機関車でした。1923年から1931年の間
に380両が製造され、すぐに東海道本線山北 - 沼津間、常磐線田
端 - 水戸間などで使用されました。四国を除く全国各地の主要線区
で貨物列車牽引用や急勾配線区の旅客・貨物列車牽引用として使
用されました。140号機は九州の直方機関区から若松機関区へと渡
り、引退後は京都の梅小路蒸気機関車館にて保存されています。

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