このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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ED62



ED62
1970年代までに飯田線で活躍していたED18や19、26等は耐用年数
を大幅に越え、代替となる機関車が必要となって来ていました。そこ
で 昭和49年、中央本線で使用されていたED61がEF64型の投入によ
り余剰気味となっていた事に目をつけ、これを線路基盤の貧弱なロ
ーカル専用に改造(中部天竜以北の区間は線路の等級が低く、軸重
(車軸にかかる最大重量)に制限がありました。)を行って新にED62
型としました。ED61からED62への変更点は、ED61では電力回生
ブレーキが装備されていましたが、中央線に比べて連続勾配区間の
少ない飯田線では必要が無いので車内の回生ブレーキ関連機器撤
去後に、床下にあったエアタンクを移動して空いた床下部分に軸重
軽減の為の中間1軸台車が設置されました。また、この台車を走行
区間により空気バネで軸重を変動させることにより、さらに軸重を軽
減させています。ED61全18輌が改造されたためED61は形式消
滅しました。現在、車籍の残っている車両も保留車となっており、JR
東日本長野総合車両所にはED62-1号機が、佐久間レールパークに
はED62-14号機が保存されています。

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