Ｎゲージの世界へようこそ １８５系 １８５系２００番台直流特急電車『エクスプレス１８５』 １８５系は、昭和５６年に153系の置換用と急行「伊豆」の特急化に伴 い、特急「踊り子」用の車両として登場しました。基本的には、当時関 西で走っていた１１７系新快速電車と車内設備は同じで、特急車輌と いっても通勤列車と同じ構造になっていて間合には通勤列車にも利 用できるようになっています。この為に性能・設備は実質的に急行車 輌に近いものとなっていました。昭和５７年に開業した東北・上越新 幹線の大宮駅開業に合わせて、大宮〜上野の新幹線リレー号の車 両が登場してこちらは、200番台として新製されました。さらに上野開 業後は、特急「たにがわ」「草津」「なすの」「あかぎ」等に使用されて います。（現在、たにがわ・なすの、は新幹線の愛称になり新に「水 上」が加わっています。）　これらは急行の格上げですが、設備が特 急並みではなかった為、新特急という名前で格安料金の特急列車に なりましたが、その後首都圏の特急料金均一化により、平成14年12 月には、ついに新特急の呼び方は廃止されました。平成７年から車 輌のリニューアルが行われ、『エクスプレス185』としてオールリクライ ニングシート化など室内アコモデーションや塗色の変更がされた為 に、現在は国鉄時代からのオリジナル車両は無くなってしまいまし た。模型は、KATOカプラー密連形 を標準装備すると共に、新しくなっ たトレインマーク仕様に変更し、室内灯を新室内灯対応に改良された 新仕様商品になっています。 戻る Ｃｏｐｙｒｉｇｈｔ　ｂｙ　h_kamesan　ｓｉｎｃｅ　2003