このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

八高線SL回送されるⅡ

平成22年5月18日深夜から19日未明にかけて、中央線甲府−小淵沢間を走るイベントSL列車用の回送が、高崎から八高線経由で甲府まで走りました。
牽引はDD51-895号機が八王子までエスコート。
DD51の後ろにD51-498号機が付き、続いて伴走車オヤ12と12系客車4両、最後尾にDE10-1698号機がぶら下がりました。凸凹長大8両編成です。


DD51-895、D51-498、オヤ12、12系客車4両、DE10-1698の8両編成で高麗川2番線に到着。
後ろ側は駅ホームからはみ出て停車。
本来5番留置の停泊車両が1番留置(これには後述の理由があります)だったため、
DD51側の前頭部は撮影が出来ず、後ろのDE10側だけ撮りました。


DD51は八王子まで牽引した後、単機で高崎へ帰る設定でした。
撮影地でご一緒した方から戻る時間を教えていただき、高麗川で小休止のところを撮影できました。


夜が明けきらない4時半頃、高麗川にDD51が戻ってきました。


一旦引き上げて入換えをします。高麗川駅北側の大踏切りから。


機関車は5番留置線へ入換え。
1番ホーム留置の車両は、DD51留置のために普段停泊の5番留置線を空けていたのでした。
DD51は乗務員交替の関係で、ここで9時過ぎまで小休止です。



以下、高麗川駅での撮影。普段着の高麗川駅に停泊するデーデーは単機でも圧倒的な存在感があります。
 
 
 
 







6月9日未明には、高崎への返却回送列車が高麗川駅に到着。
駅員さんによる誘導で停車します。


編成はDD51の後にDE10、SL、オヤ12と続く組成ですが、車両の向きを変えないまま
D51はバック運転の状態で回送です。前回は八王子のターンテーブルで方転した気がします。

この日撮影者は20名ほど集まりました。皆さん小雨がぱらつく中、何段も延びる三脚にカメラ
を据え、脚立に登っての撮影は新宿高層ビルを思わせるようで、静かな熱気に包まれました。
因みに僕は、東武熊谷線の熊谷駅のような間借り的な肩身狭い感じで撮りました(笑)。

また、後日談で知ったことですが、停車位置が正面に電灯の光りが当たっていたこと、
跨線橋の明かりが消えていたことについては、駅員さんの粋な計らいだったようです。










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