このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

拝島レール輸送工臨


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八高線、八王子−箱根ヶ崎間で不定期ながら、レール輸送のための工事臨時列車(工臨)が走っています。
●行きの行程
八王子方面から、プッシュプル運転でレールを輸送します。行き先は拝島駅です。
拝島駅の貨物線は、八王子方から直接入線出来ない配置のため、信号入換え設備のある箱根ヶ崎まで一旦行きます。
拝島駅に戻り、貨物線で貨車の受け渡しを行った後、機関車は、また一旦箱根ヶ崎まで行き、八王子へ帰っていきます。
●返しの行程
行きの行程とは逆の行程で八王子方面へレール輸送貨車(空車)を戻します。

運転ダイヤ実績
平成14年2月17日(行き) 2月23日(返し)
   (工9955)・・・・・・・・・(単9955)八王子12:16→小宮12:23→箱根ヶ崎12:47
   (工9952)・・・・・・・・・(単9952)箱根ヶ崎12:52→拝島13:08
   (単9953)・・・・・・・・・(工9953)拝島14:37→箱根ヶ崎14:49
   (単9954)・・・・・・・・・(工9954)箱根ヶ崎14:56→小宮15:30→八王子15:38


●平成15年5月16日実績によると運転ダイヤが変わったようです。
【9955レ】八王子1314 北八王子1319‐22 拝島1332‐33 箱根ヶ崎1341
【9952レ】箱根ヶ崎1349 東福生1354‐57 拝島1404
【9953レ】拝島1609 箱根ヶ崎1619
【9954レ】箱根ヶ崎1628 東福生1634‐43 拝島1649‐1703 八王子1717


●平成16年3月13日に八高線ダイヤ改正が行われました。それに伴い、拝島レール輸送工臨の運用形態も替わっています。拝島駅構内において、八高本線から貨物中線へ入線する渡り線に架線が新設されました。これによって八王子方から貨物中線へ直接入線出来るようになったため、迂回する形で運転していた拝島−箱根ヶ崎間を廃止。また、機関車付替えの手間を省く為プッシュプルでの運転を廃止。このため八王子−拝島間、単機牽引に変更になっています。

以下、キタキツネさまより撮影情報をいただきました。
運転日:平成16年8月20日
EF64−37号機(茶釜)牽引チキ6000型レール輸送貨車2両
【工9955レ】八王子→拝島(チキ牽引)
小宮13:50(ここで普電と交換)
【単9954レ】拝島→八王子(単機)
拝島15:26分発 多摩川鉄橋15:32通過
※以上ですが、工事列車は定期列車と異なるため、日にちによってある程度ばらつきが出る可能性がありますので、上記の時刻はあくまでも参考程度に留めておいてください。
以上キタキツネさまより。情報提供ありがとうございました。

 



画像は、平成13年7月15日のものと、平成14年2月23日のいずれも返しの工臨です。

拝島駅貨物線の箱根ヶ崎寄りで付替えが行われます。
重連で到着した機関車は、貨車連結作業のため、切り離して待機します。
画像奥の機関車はEF64−37号機。(7月15日)

拝島駅構内はずれの保線区材料線から、保線用DLが推進で機関車に貨車をつなげます。(7月15日)

貨車の連結が終了すると、待機していた機関車をつなげます。
この運転形態をプッシュプルといいます。進行方向を変更するときに付替え作業をしなくて済みます。
画像手前の機関車はEF64−38号機。(7月15日)

拝島を発車して、箱根ヶ崎に到着した工9953列車。
この日はEF65-1101号機とEF64−38号機のプッシュプルでした。(2月23日)

レール輸送用貨車チキ。(2月23日)

八高線に入線する工臨で、形式が異なる機関車どうしのプッシュプルは珍しく、この日は大勢の
ファンが撮影に訪れました。(2月23日)


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