このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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我が家のゲテモノ好き息子ちんと嫁ちんが散歩中に偶然発見したミニモノレール を紹介しましょう。しかし、よくめっけたもんです(笑)。
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毛呂駅近くの毛呂山霊園内には、墓参者のためにモノレール(ラックカー)が 設置されていました。しかし、よく見るとずいぶん前から動いていない気配。 廃線になってしまったのでしょうか。ところで、こちら側のヘッドライトはど こを照らすのでしょう(謎)。
反対側から見てみます。汚れが目立っています。
中の様子。3人掛けの椅子が向かい合わせに設置されています。また、画像右 側椅子の後ろ(ちょうど隠れている部分)には運転操作パネルが設けられてい ます。
終点から下を見てみると、かなり急勾配であることが分かります。
終点の様子。レールの末端はバッファのような緩衝装置がついています。
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発見した2人からモロレール(ハイハイ。笑)の報告があって、それは取材に 行かなくては!と思っていたのですが、しばらく経った或る日別件で鉄道雑誌 レイルマガジンをひっくり返していたところ、これまた偶然に記事をハッケン。 これはもう行くしかありません。
レイルマガジン141号によると、このモロレール(まだ言ってるよこのオヤ ジは。しかも自己ウケしてるし)はラックカーと呼ばれ、ラックギヤによって 急勾配を登る乗り物です。設置は平成6年、全長61m、定員6名、最大傾斜 度23度。走行装置は、レールであるI型鋼材を上面と上下側面を車輪で押さ え、I型鋼材に取り付けられたラックギヤに車体のピニオンギヤを噛ませて駆 動しています(図1参照)。
また、電源装置と思われる3本のトロリー線がI型鋼レールの横に張られてお り、車体からは電源取入れ用のアームが伸びています。
仕組み的には横川−軽井沢間で使用されたアプト式を逆さまにしたと思えば分 かりやすいかと思います。
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(図1)
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