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かつて高麗川駅から延びていた太平洋セメント(旧:日本セメント)専用線。
廃線となった線路は赤く錆びつき、枕木は朽ち、
線路のある空間だけ時が止まったかのように沈黙がありました。
木枯らしが吹き、突き抜ける風は音を立て木々はざわめき、
すぐそこまで冬が近づいてきました。
影が長くなった夕方、寒いけどちょっと散歩に行こうか。

かくれんぼ

木漏れ日

専用線現役時は煙突が4本ありましたが・・・。1本解体中。

線路脇の彩り。

ちっちゃな踏切り。列車は来なくても現役。

機械灯列式入換信号機。来るはずの無い列車に「進行」現示・・・。

存在を誇示し、ひたすら列車を待つ。

行き来した列車を支えた様々な形のレールが眠る。

廃線から時が止まったままだ。

柵の向こうは雑草が生い茂り、見通しの良かったヤードの風景はもう無い。

途切れたレールのさんぽみち。
(さんぽした日:平成17年11月12日)

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