このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
かつて高麗川駅から延びていた太平洋セメント(旧:日本セメント)専用線。
廃線となった線路は赤く錆びつき、枕木は朽ち、
線路のある空間だけ時が止まったかのように沈黙がありました。
木枯らしが吹き、突き抜ける風は音を立て木々はざわめき、
すぐそこまで冬が近づいてきました。
影が長くなった夕方、寒いけどちょっと散歩に行こうか。
かくれんぼ
木漏れ日
専用線現役時は煙突が4本ありましたが・・・。1本解体中。
線路脇の彩り。
ちっちゃな踏切り。列車は来なくても現役。
機械灯列式入換信号機。来るはずの無い列車に「進行」現示・・・。
存在を誇示し、ひたすら列車を待つ。
行き来した列車を支えた様々な形のレールが眠る。
廃線から時が止まったままだ。
柵の向こうは雑草が生い茂り、見通しの良かったヤードの風景はもう無い。
途切れたレールのさんぽみち。
(さんぽした日:平成17年11月12日)
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