このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

東武東上線リバイバル塗装車


東武東上線にリバイバル塗装車が東上、いや登場しました。
この塗装は、東上線開業90周年を記念して、昭和38年に8000系車輌が登場した当時の塗色(ロイヤルべージュ/インターナショナルオレンジ)に復元されたものです。
このツートン塗色は、昭和51年にクリーム一色に塗り替えられましたが、今回の復活はそれ以来のことです。
復活塗装車の営業運転開始は平成16年10月30日。この日、森林公園検修区で写真撮影会が開かれ、参加者を乗せて池袋−森林公園間ノンストップの臨時電車として運転されたのが最初です。
また、塗色復活に際し、前面貫通扉のサボ受け・オデコのマーカーランプ・車体表記なども忠実に復元され、徹底したファンサ−ビスが大変受けているようです。このため、塗色復活は期間限定の平成17年2月頃までとなっていましたが、好評のため5月まで延長されることになりました。
期間中は通常の運用をこなし、付属4輌をつなげた10輌編成と6輌単独で運転されるパターンがあります。6輌単独の運用は主に小川町−寄居間に充当されていますが、平成17年3月17日ダイヤ改正で、この区間はワンマン化が実施されることとなり、全ての運用はワンマン対応の4輌編成で行われることになりました。したがって、改正以後は6輌単独の運用が無くなるため 、旧塗装車と現行の塗装車と混じって運転されることになりそうです。
3月改正前に一度、6輌単独編成の写真を撮りに行きたいと思っていましたが、ようやく出掛けることができましたので、ショボイですがアップさせていただきます。


画像をクリックすると、大きな画像を表示できます。


川越線西川越駅から徒歩5分位。東武線の踏切りから撮影。10両編成の場合は、下り方に付属の4輌編成が連結されます。午後順光だとご覧のように、旧塗装車が後ろになってしまいます。平成17年2月27日撮影。

場所を移動して、北坂戸駅から上り列車を狙いました。複線区間では架線をどのように処理するかが課題。一つの方法ですが、島式ホームの駅をうまく利用すると架線をうまく避けることが出来ます。駅撮りという点で嫌う方もいらっしゃるかと思いますが、マナーさえ守れば駅でも上等です。ところで東武線は「昼間もライトオン」しないのですね・・・。平成17年2月27日撮影

6輌単独編成を撮ってみたいと思い、この日何とか時間を作って小川町へ出かけ、日没迫る夕刻に撮影が出来ました。池袋方の先頭車、クハ8108。平成17年3月5日撮影(以下同)

こちらは寄居方の先頭車クハ8408。貫通扉にホロが付いているように、10輌運転の場合は4輌付属編成がこちらへ連結されます。したがって、3月17日のダイヤ改正以後は正面が見られなくなるかも・・・。

2番線の池袋行きが発車したので、編成写真が撮れました。日没迫り、しかも三脚無し(忘れ)ではどうしてもブレてしまいます。発車までのわずかな時間に何回もシャッターを切り、良いものを選び補正かけました。

ヘッドライト点灯し間もなく発車。三脚無しはツライ。


何とか撮れたので、行かないで後悔するよりは大きな収穫です。旧塗装車の運転は5月までのようですので、機会を作ってまた撮影に出掛けたいと思います。




おまけ。若葉駅にて新型車輌50000系試運転。




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