このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

特大貨物2004!


特大貨物輸送に伴い、高麗川6番線出発信号機が復活。
点燈は平成11年9月に廃止された八高線セメント貨物以来のこと。
(このページの画像をクリックすると、大きな画像が開きます)


平成16年4月3日、4月14日、5月18日深夜早朝に八高線拝島−高麗川間で特大貨物(シキ61 1B1形)が走りました。前日に高崎線本庄から八王子まで輸送され、1泊後、八王子−立川−拝島 −高麗川と運転されました。
運転形態ですが、八王子−立川−拝島間はEF65(立川方)とDE10のプッシュプル。拝島−高麗 川間はDE10の単機牽引でした。

特大貨物輸送に伴い、3月29日、30日、31日に高麗川までJR貨物EF65更新機によるハンドル 訓練が運転されました。また、高麗川駅構内は変圧器の荷降ろし及び、積替え作業の為に仮設道 路が設置され、輸送用トレーラが6番線に横付けされました。
トラックによる変圧器輸送は、高麗川から坂戸市にある新坂戸変電所までの長い道のりを夜間交通 量の少ない時間帯を使って慎重に行われました。


     

輸送ダイヤ実績
行き
八王子1:20
立川1:45−2:00
拝島(上2番)2:23−2:32
高麗川(6番)3:16
返し
高麗川(6番)23:09
東飯能23:20−23:25
箱根ヶ崎23:42−23:46
拝島(5番)23:56−23:58
八王子0:14



第1回目変圧器輸送ドキュメント

左:八王子で出発待ちの高麗川行き9292列車。EF65−1094号機とDE10−1155号機のプッシュプル。(同僚Y氏写真提供)
中:拝島でEF65を切り離し、高麗川へ向けて出発待ちの9293列車。横は青梅ライナー用E257系。(同僚Y氏写真提供)
右:高麗川6番線定時に到着した9293列車。その後、停止位置がシビアのため位置決めに手間取っていたようです。
*画像は駅の許可を得ています。


左:シキ611Bの位置決め終了後、機関車をシキと離した状態で拝島方へ入換えました。
右:朝になりました。高麗川の貨物線に珍しく機関車が停まっています。


  
高麗川駅に置かれたシキ611B。まさに特大!
高麗川から新坂戸変電所までトラック輸送のため、トラックが横付けされています。
画像はありませんが、この後ラフタークレーンが到着。変圧器の積替え作業が日中行われました。


    
左:シキの空車返却回送は高麗川23:09発。ここでトップ画像の6番出発信号機が初めて青に点燈。
中:シキの空車返却回送中(拝島5番線にて)
右:シキ空返が去った後、0:20に変圧器を積んだトラックが出発しました。なんとプッシュプル。
荷を積んだ真中の小さなタイヤ(照明下部分)はリモコン操作。作業員の方がトラックの横に付きながらリモコンを操作します。


 
トラックをしばらく追っかけてみました。高麗川駅を後にした輸送トラックは先導車や関係車輌と一緒に慎重運転です。
所々に見物の人がいました。通過する沿線に住む人には事前に案内が配られたのだと思います
やがて国道407号に出ると、マラソン程度のスピードで新坂戸変電所に向けて去って行きました。当然、後ろは大渋滞です。


第2回目変圧器輸送

4月14日には2回目の変圧器輸送が行われました。機関車はDE10−1666号機。
拝島まではEF65−55とプッシュプルでした。
トラックは3回目直前まで戻って来なかったので、荷降ろし作業のみ実施、変圧器は暫く構内に置かれていました。


第3回目変圧器輸送

   
しばらく間を置いて、5月18日には3回目の変圧器輸送が行われました。機関車はDE10−1664号機(更新色)。 例によって、拝島までEF65−118号機でプッシュプル。


    
上3点:輸送最終回の空返列車。東飯能にて。
下左:拝島駅5番線にて(同僚Y氏提供)。
下右:空返列車票(1回目輸送時高麗川にて撮影)。



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