このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

はくたか日和

 

 1998年秋、37年住み慣れた関東を離れてこの地にやってきた。

 紅葉が落ち、雪景色よりも寒々しい初冬の時雨(しぐれ)もよう、そして冬至を経て生活者としては初めて接する魚沼の雪に悲鳴を上げた。

 でも必ず春がめぐってくる。あえて『必ず』と強調したくなるほど過酷な冬から春を迎える喜びは格別だ。夏至に向けて強まる陽光に山も野も萌えるが盆地の盛夏は長くはない。立秋を過ぎれば雲の表情はにわかに秋めき、田園が黄金色から収穫後の枯野に変わればふたたび……。

  思えば都会暮らしの中ではほとんど意識してこなかった冬至とか立秋といった季節の区切りにとても敏感になったようである。

 そんな地のまるで旧街道のような趣の上越線を、高速道路のように直線的に貫く北越急行を淡々と駆け去る<はくたか>とその仲間たちを、ぼくは生活者のペースで追い続けている。

※注:被写体が<はくたか>でないものについては、列車名、または    列車番号を明記してあります。 

              

  冬    春             

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                                  秋    

 

 

     

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