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New Scenes  3/19up

謝恩会

2010.3.12-13

3月2日、漢さんからメール。【能登】最終列車を金沢でいっしょに見送りませんか?と、お誘い。

フラッシュと怒声の中でならパスだなー、と思いつつも漢さんはそのような場所を好む方ではないし、

「謝恩会」に出席がてら撮影、そんな感覚でO.Kのお返事を。

 

再会と新しい出会いもありそうだ。それを最大の楽しみにして3月12日朝、出発。

 

 

 

 

 

防音壁に囲われているけれどもここは3年前の夏以来、私のお気に入りの場所。

早春はどんなものか気になって素通りはできなかった、やはり好ましかった。

 

(10:20 北越急行 虫川大杉-うらがわら 1005M 【はくたか5号】)

 

 

 

・・・・ 富山の路面電車に道草、昼食は富山駅の『立山そば』スタンド。

14:30、高岡駅でたまさんをピックアップ、城端線二塚に寄り道・・・・。

最後に急いだのは稲葉山。

 

 

 

 

 

砺波平野の散居村を一望。

次回は高速の土手やパチンコ店の大駐車場を視野からかわすことに没頭したい。

横切るは京都から青海への修学旅行臨。つまり【能登】最終日にボンネットは3本すべてが本線上にいた。何という贅沢。

 

(16:17 石動-福岡)

 

 

 

 

 

 

 

 

そして金沢駅を一望するために陣取った1003号室。暖かく穏やかなたそがれ。

 

(18:03 5057M 【しらさぎ57号】回送)

 

 

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仲間が集った、総勢6人。日が暮れてお祭ムードが一気に高まった金沢駅構内の食堂でしばし歓談。

初対面の方とも「同好の士」なら一気にうちとける。縁結びの神様、【能登】或いは489系電車に乾杯!

 

すでに脚立と制服が溢れるプラットホームにも足を運んでみたが、気付けばひとり減り、ふたり減り・・・。

みんなやっぱりこうしたところは苦手のよう。

 

21:07着【雷鳥41号】で7人目の仲間を出迎えれば、いよいよその時が近づく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

21:35、折り返し42分始発富山ゆき467Mになる回送電車が入線。ヘッドライトに群集が浮かび上がる。

 

 

 

 

 

 

 

21:58、6番線から小松発七尾ゆき869Mが定時発車。富山行きと入れ替わりに5番線には【北陸】が。

 

 

 

 

 

 

 

 22:03 【能登】入線。22:15の発車まで【北陸】との並びは12分間。

いつもどおり、ただ明日からは無いだけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

22:07

 この騒ぎに身を投じることは、寒空のなかを初詣に押し寄せるのと同じ感覚か。どちらもカウントダウンがらみだし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

22:09

あの影は頭上がいつもより騒がしいな、と思いながら高架下を歩いているだろうか。

6番線に着いた【サンダーバード45号】から降り立った人は何事かと驚いているだろうな。

そしてハザード灯した迎えのクルマに乗り込んで頭上の騒ぎを運転席に語るのだろう。

 

淡々とした時間の流れの中の小さな波紋でしかないんだ、しょせん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 22:16

旅立ち

 

 

 

 

 

00:38

大浴場で会った仲間に『お疲れさま、おやすみなさい』と挨拶したものの

まだ呑み足りない気がして、【雷鳥41号】さんの部屋を訪ねた、というか押し掛けたというべきか。

さまざまなことを語り合った後、自室に戻ればカーテンが開いたままの窓の向こうは・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

3/13 06:34

 

夜が明けた。昨日から一変、寒い。パーキングビルの屋上に立つと雨まじりの突風に傘も差していられぬほど。

この影響で「朝三」の夜行群は揃って遅れているらしい。

 

帰宅してプレビュー拡大して初めて気付いた。運転所に佇んでいたもう1本のボンネット(当然トリミングしています)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

06:45

サンダーバード、はくたか、しらさぎ。早起き鳥達が次々と飛び立つ中、

遅れてたどり着いた今日が最後の寝台列車など邪魔者以外の何者でもないのだろう。

構内が空くのを高架上でじっと待つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 07:06

上野発最終【能登】も場内停止。約40分遅れだが天災だもの、しかたがない。

鉄道が趣味ってことを恥ずかしくて語れなくなるような「人災」が無くて本当によかった。

いったんロービームになった前照灯が再び鋭く輝きだした。

 

 

 

 

 

 

 

追いすがる。

どう写っているかは考えずに。完全に足を止めるまでカメラを振り続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

07:08

終着。

 

  謝辞(五十音順に)。

      兼六さん

      たまさん

      鉄道漢さん

      ホリタさん

      みなみさん

      みやけ。さん  皆さんありがとうございました。

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