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 New Scenes  7/25up

 

コバルトアワー

 

MID SUMMER. 2011

 

 

 

輝度を上げるか周囲を暗くして観て欲しい。毛渡沢の滝がおぼろに浮かぶから。

 

 

 

 

眠れぬ窓辺をかすめ去った寝台列車。

ふみきりの照明に青い車体を一瞬映して流れ去った寝台列車。

 

急に そしてむしょうにあの時間に立ってみたくなった。

ブルートレインのブルーがいちばん似合うあの時間に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

灯りがともっているのは行き先表示と洗面所の部分だけ、それがなんともイイ。

「特急/あけぼの 上野 LTD.EXP.   FOR UENO」。米粒のような行き先表示が目に見えるようだ。

 

 

 

 

 

 

もうすこし下れば関東平野。そして朝が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"夜の都会をさあ飛び越えて 1960年へ

バックミラーに吸い込まれてく ちりばめられた光の中へ

港へ続く高速道路 空を流れるミルキーウェイさ

海の匂いの冷たい風が 白い・・・包み始める

 

夜明けの金星 消え行く空はコバルト

真夏の桟橋 彼方に浮かぶ朝焼け”

 

 

表題に拝借したユーミンの「コバルトアワー」の一節。

 「白い」の次の「・・・」、何と言っているのかずっとわからないでいたが「ベレG」だそうだ。

いすゞベレットGT、をそう縮めて呼んでいたという。ベレットは記憶にあっても私は「スカG」の世代です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 この辺でもう目覚めてしまったら「おはようございます」の車内放送が始まる頃には、体内時計はお昼前…。

『日本海』のおはよう放送は金沢あたりで流れるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

まだ眠りのなかの街村は新潟県最西端。駆け抜ければ富山県境。

 

 

 

 

 

 

 朝焼けとテツ1名、釣り人3名に迎えられて新潟入り、『きたぐに』の旅は終盤へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コバルトアワーへの疾走

 

 

 

 

2011.6〜7

土樽−越後中里

越後中里駅

後閑−上牧

越中宮崎−市振

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時間と気力と相談のうえ、まだ続くかもしれません。

 

 

 

 

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