このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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1.電車と気動車、客車

 電車とは、空中に架した電線(架線)から電流を伝えて運転するものである。線路の上に架線があれば、その区間は電化区間である。電車はこの架線が架されたところでないと走ることができない。

 また、同じ電化区間でも直流電化区間と交流電化区間がある。初期の段階で電化された区間は直流電化ばかりであるが、あとから電化された区間には交流電化が採用されているところもある。

 直流区間は主に大都市近郊や東日本、西日本エリアに多く交流区間は新幹線や北海道、東北、北陸、九州に多い

 直流区間では直流電車交流区間では交流電車しか走ることができない。その両区間にまたがって走る電車として、交直両用電車があるが、車両の話はまた後ほど。

 

 気動車とは、内燃機関や蒸気機関で走るものである。現在は、イベント列車や臨時列車以外で蒸気機関車(SL)が走ることはなく、気動車といったら、ほぼディーゼルカーとなっている。気動車は線路さえあれば、架線がなくても走ることができる。

 

 客車とは、機関車に引っ張られて走るものである。ブルートレインの名で親しまれている寝台特急がその代表例である。客車は機関車さえ付け替えれば、電化、非電化関係なく走ることができるが、機関車なしで単独で走ることはない(そりゃそうだ。)。

 

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