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老いて27000様のトップナンバーコレクション
撮影・文とも老いて27000様 無断複製厳禁
 
第34回目 東京メトロ6000系電車編
東京メトロ6000系
 
東京メトロの6000系が登場したのは、昭和40年代中頃。
通勤電車のデザインとして、兎に角、斬新的でした。お若い人には、この斬新性、驚きがお分かりにならないかもしれません。
 
さて、6000系のトップナンバーなのですが、どの車両を以てトップナンバーと考えるのか、分かりませんでした。
Wikipediaによれば、6000系は、一次試作車、二次試作車、量産車があるとの由。
一次試作車は、1968(昭和43)年製造で、そもそも3両編成。
 元々は6001+6002+6003でしたが、現在は6000-1+6000-2+6000-3に改番。
二次試作車は、1969(昭和44)年製造で、元々は6両編成でしたが、現在は10両編成。
 元々は6011+6012+6013+6014+6015+6016と言うナンバーでしたが、
 現在は、6101+6201+6301+6401+6501+6601+6701+6801+6901+6001に改番。
量産車は、
 6102+6202+6302+6402+6502+6602+6702+6802+6902+6002
 6103+6203+6303+6403+6503+6603+6703+6803+6903+6003

 ……
 となっております。
従って、2008年現在の6000系の全貌は、
6000-1+6000-2+6000-3
6101+6201+6301+6401+6501+6601+6701+6801+6901+6001
6102+6202+6302+6402+6502+6602+6702+6802+6902+6002
……
6135+6235+6335+6435+6535+6635+6735+6835+6935+6035
となります。
 
さて、どれがトップナンバーなんでしょう? 
・数字的にみれば、「6000-1」と言うのがトップナンバー。
 しかし、6000-1の編成のみがハイフンを用いているだけで、他はハイフンを用いておりません。
・従って、6000-1編成は例外と考え、6101以降の中でトップナンバーを考えた方が良いのか?
・6101以降の場合、6101、6201、6301、6401、6501、6601、6701、6801、6901、6001の10両をトップナンバーと考えるのも一案ですが、
 10両全部をトップと考えるのは、我が好みではない(趣味ですので、「好み」で判断しておりますが、時と場合によってはこの「好み」が変わります(^_^;)。
・10両がトップではないと考える場合、
 編成における順位を考慮すると、1号車の6101がトップだが、
 数字的に見ると、6001の方がトップにふさわしい。その双方か?
 
以上のようなことを考えたのですが、トップナンバーと決める明確な理由を探すのは大変難しく、
まぁ、なんとなく、6000-1と6101と6001との3つをトップナンバーと考えるか…
と言うことで、これらを撮影、ここに掲載します。えらく適当な基準で、ご参考には全くなりません(^_^;
 
6000-1のハイフン編成は、3両編成の5000系車両と共に綾瀬〜北綾瀬専用ですので、運用している日ならば、確実に出会える。
2007年12月の或る日に綾瀬を訪れましたら、運用日だったようで、直ぐに撮影できました。
 
これに対して、6101、6001は少々苦労しました。
203系、209系1000番代、メトロ06系等を追って亀有や金町駅などで何度も観察をしましたが、何故か6101には一度も出会いません。
6101と言う車両は存在しないのではないか?と一時思った位でしたが、ネットで探しますと、6101と言う編成は存在する… 相当相性が悪いようでした。
2008年02月の或る日。仕事を早々に終わらせて、17時過ぎには仕事場を出てしまい、
6001を探すべく、霞ヶ関駅に行きましたら、なんと直ぐに出会えました。矢張り平日のラッシュ時ですと、出会う確率は高い。
しかも霞ヶ関始発の列車です。6001の正面及びナンバーを余裕で撮影することができました。
始発で、しかも17時をそれ程経過していないことより、空いていましたので、車内を移動し、大手町駅到着前に、後端の6101に到着。
大手町駅にて、6101のナンバー及び正面を撮影して、「これにて、一件落着!」
ところが、撮った画像を見直して驚きました!! 6101のナンバーは、ブレブレ…(^_^;;;;
再度撮影しようにも既に列車は走り去っています。
 
しかたない。兎に角、次の電車で追い掛けます。
北千住で快速に乗り換えれば、取手までに追い付くだろう…
しかし、戻ることを考えると、取手まで行くのは馬鹿臭い。
取手行きですし、ラッシュ時ということを考えますと、そのまま車庫に入る可能性は低いのでは?(尚、車庫は、取手にはなく、その手前の我孫子にあります)
と考えて、北千住で待ち受けることとしました。
北千住で下車、時刻表を見ますと、先程の6101の取手行きは17時50分発。
取手まで所要時間は40分。と言うことは、18時30分取手着で、19時10分以降に戻ってくるはず。
北千住で改札を出て、ゆっくりと夕飯をとり、迎えることとします。
19時18分或いは19時23分発の代々木上原行きではないか、と予想していたのですが、19時29分発の代々木上原行きで戻ってまいりました。
北千住で、今度こそブレないよう慎重6101を撮影。これに乗車。西日暮里で下車して、家に向かった次第。
大手町での撮影でブレなければ、もっと早く終わったのに…
 
以上、先ずは「何がトップナンバーか」と言うことと共に「6101は存在するのか?」と言うことに悩み、
そして、カメラブレと言う我がドジに悩んだ東京メトロ6000系でした。
 

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