371系
371系は、JR東海による、特急「あさぎり」(新宿〜小田急・御殿場線経由〜沼津)用の車両。
特急「あさぎり」の本数は限られており、しかも371系は限定的に運用されておりますし、新宿駅で観られます。更に、僅か1編成しか無く、371系の編成ならば確実にトップナンバーに出会えます。
と言うことで、371系のトップナンバーに関しては特に熱意も涌かず、新宿駅に撮りに行ったのは、比較的遅く2008年02月に入ってからでした。
実は新宿駅で実際に観るまで、371系と言うのは、どのような車両なのか余り存じませんでした(^_^; 観て驚き! 格好良い。飛行機のようなプラグドア(締め切った状態で車体外壁と面一になるドア)には驚きましたし、サロハの大形窓ガラスにも素晴らしいです。
編成は、新宿側より
クモハ371-1+モハ370-1+モハ371-201+サロハ371-1+サロハ371-101+モハ370-101+クモハ371-101
となっております。
以上、新宿で簡単に観ることができた371系トップナンバーでした。
と簡単に終わろうと思っていたのですが、古いネガが出てきてビックリ!
1992年11月、私は駅舎等のストラクチャーやスイッチバック跡を観るために御殿場線を訪れており、裾野駅で371系を撮影していたのです。
当時、車両には殆ど興味が無く、撮影したことすら記憶の外… 情けなや…
当時のメモを見直して、裾野駅で撮影したことが判明。1編成しか無いことより、幸運にも撮影車両を特定することができました。
古いネガを見直すと、思わぬ発見をすることがありますね。
それにしても、御殿場線の駅で特急車両が同時に2編成も見られるとは、うれしい。東海道本線であった過去の栄光を彷彿させます。
いや、2009年04月以降、東海道本線の名古屋以東、昼間は、東京〜三島、富士〜静岡にしか特急列車が走っておらず、夜間も、サンライズ出雲/サンライズ瀬戸のみ。しかも、185系の内装は豪華ではなく、373系はモノクラスであり、本線の昼間特急車両よりも御殿場線の昼間特急車両の方が豪華!
昔のネガより、約17年前のトップナンバーの姿を確認できてうれしかったと共に、御殿場線の思わぬ面を観ることができた371系でした。