このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
近年、私のテーマの中に「桜旅」が一つ加わった。 観光地化され知名度のある桜ではなく、出来る限り人の手が加えられていない自然の樹姿の老木、大木、一本桜を追い求めての旅である。 特に江戸彼岸桜と山桜は染井吉野より控えめな魅力に引かれてしまう。 まだ地元やその周辺の人達くらいしか訪れない穴場の桜で、車のナンバーを見て「どうしてこの桜を知っているのか」とよく聞かれる。 情報量が殆どない桜だけに変に関心されてしまう。 訪れる人も常時5、6人とゆっくり観賞しながら撮影が楽しめるのが魅力である。 |
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栃木県鹿沼市(旧:粟野町) 平成21年4月4日
(関東地区)
(福島県内)
4月後半は福島県内の桜旅を楽しんだ。 昨年より開花が幾分早まり、どこも満開あるいは満開のピークを過ぎてる感じではあった。 既に散り桜となっている大木もありましたが、銘木や大木、知名度のない大木や老木に沢山巡り合え、充実感たっぷりの桜旅であった。 掲載中、一部の桜では名前が付いていない、あるいは不明な桜もあり、こちらで勝手にその所在地名を付けさせて頂いた桜もあります。 所在地や桜の名称など詳しい情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非教えて頂けましたら幸いです。 |
2年前は樹形が立派だったのですが、台風?によるものか左側の幹が3本位折れてしまい無残な姿となって残念であった。
まだ知名度がなく、満開で週末というのに訪れる人は数人であった。
民家の裏山の高台にあり、声を掛けて見させていただいた。もう散り桜となり葉が出始めていた。
新田の山桜の大木の周辺には100年以上経っていると思われる山桜が沢山ある。ここ一角の里山だけに山桜が集中しており、桜公園のような雰囲気だ。
弘法桜に行く途中で目にとまった江戸彼岸桜の大木。樹高は20メートル位と思われる。散り桜となっていたが、高台にあって背景には残雪の山々も見える。 桜名は不明につき、その地の字名をつけさせてもらった。
この場所も、知名度がなく、訪れる人は地元のアマチュアカメラマンくらいであった。
この菅原地区の2本の枝垂れ桜は墓地にあり、まだ知名度が薄い。 午前中の斜光ライティングにより背景の山々のシャドーが枝垂れ桜の美しさを一層引き立たせてくれる。ロケーションは最高のベストポジションであった。
「吉高の大山桜」は印旛沼の畔、下総台地の畑の真ん中にあり、千葉県内随一の大木である。 樹勢がよく、樹形も扇形に枝を伸ばし、どっしりとした幹元とその勇姿は圧巻で訪れる人達も天晴れと思うだろう。
映画「初恋」の花見のシーンの舞台となった桜
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