このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

青森の郷愁列車
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 95年の暮れ、青森を旅した。大阪発の寝台特急 日本海号で秋田県の能代に到着し、五能線の列車に揺られて日本海沿いに北上した。

五能線

 五能線は、秋田県の東能代から白神山地と日本海を車窓に望みながら走り、青森県の五所川原を経由し、川部に至るローカル線である。
 当時は観光列車「ノスタルジックビュートレイン」が運行されていたが、夏季のみの運行で、真冬に行った私は乗れなかった。なお、その列車はのちに「リゾート白神号」としてリニューアルされ、通年運行となっている。


下り鈍行列車は深浦駅に到着。ここで長時間停車。


驫木駅。ここで途中下車。ホームと待合所だけの寂しい駅。
季節風の吹き渡る日本海は荒れていた。


驫木駅のストーブ管理のおばさんに撮ってもらった。

津軽鉄道

 津軽鉄道は五所川原から津軽半島を北上し、津軽中里に至る地方私鉄である。夏は鈴虫列車を、冬はサンタ列車に、郷愁味満点のストーブ列車を走らせている。


ストーブ列車車内。許可を得て撮影。そのために地元のおじさん、カメラ目線に。
・・・修正しちゃったけど。


ストーブ列車を外から見ると・・・機関車に引っ張られている。


金木町内、公園そばの喫茶店。名前は忘れた。オムライスが美味だった。


金木町内、太宰治の生家。斜陽館という名の旅館になっている。
いかにも名家らしい、重厚な建物。


金木駅で出番を待つサンタ列車のサンタクロース。

南部縦貫鉄道

 南部縦貫鉄道は、野辺地から七戸を結ぶ、地方私鉄だった。私が乗った頃は小さいレールバスが一日に5往復していたが、あまりの乗客の少なさに、97年5月限りで運行は休止されてしまった。


これが元祖レールバス。とにかく可愛らしい車体。


車内は乗客もまばら、外は雪。

そして・・・帰り道


上野行きの夜行列車 鳥海号。雪のために3時間以上遅れて上野駅に着いた。
この列車も今はない。


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