このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

浅草新名所
浅草たぬき通り

たぬき通りはご利益通り。

浅草たぬきの由来

明治の頃まで浅草一帯は、田圃に囲まれた薮野原でたくさんのたぬきが住んでいました。戊辰戦争が勃発し、戦火を免れた上野の山のたぬき達は四方八方へ逃げのび、中にはたぬき横丁で安堵をとるものもいました。
しかし、ここには浅草の地たぬき達がいて縄張りが荒らされる思いから睨み合いがはじまり合戦という雰囲気になってきました。
そこへ浅草たぬきの長老の辰五郎たぬきが現れ、浅草の地たぬき達に今までのいたずらを反省し、観音様のご慈悲とご加護で安穏に暮らせていることを語り、平和を守ることや人の役に立つことの大切さを悟しました。
たぬき達の荒れていた心に暖かい気持ちが生まれ、戦いもいたずらもなくなりました。その中で、使命感を持った十二匹は人の役に立とうと一念発起して、人々の願い事が叶えられる力が持てる仙人修行を積み、それぞれが願かけたぬきとなってまちの人々からも慕われ、お奉りされるようになりました。

 

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