このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

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▲超電導リニアモーターカーMLX01/2。

 

 超電導リニアモーターカーは、JR東海が東京〜新大阪間をより高速に結ぶために建設中の新世代高速鉄道。従来の鉄道車両と異なり、鉄輪と鉄のレールを必要としない。

 また、大阪の交通科学博物館にあるML500と異なり、軌道を跨ぐ形状でない。おかげでかなりRのきついカーブで長編成化することが難しかった構造上の厳しさが解決された。

 磁気の力で浮上し、常に進行方向から繰り出される磁気引力で加速する。一定速度を超えてからのは加速・減速が車輪と軌道で生じる摩擦が生じないことからエネルギーロスが少ない(空気抵抗の摩擦は以前解消されていない)。

 車両全体の磁気的な引力でヘビのように前進するため、従来の鉄道車両の様に車輪とレールという低い粘着率に頼る必要がない。おかげで勾配区間でも無理なく走破できる。

 停車時、低速時は浮上せずに地上に接している。その時は無動力車輪で支えられて安定している。つまり、大きな減速が必要になって初めて浮力を弱めて車両を軌道へ降ろして車輪を介して摩擦を得る。

 加速初期でもまだ浮上状態とはならず、タイヤ付きの車輪で車両を安定させて進行方向から来る時期引力で走行してる。そして安定速度に達すると完全浮上させて再び無摩擦状態とする。

 また、浮上量が中国上海のトランスラピッドよりかなり多く余裕が大きい。そのために車両に許された上下挙動制限が緩いために、大地震などによる振動の影響も受けづらくなっている。

 MLX01-901Aは騒音や空力を考慮した最新の形状。これをベースに営業車両L0系が製造される予定。なお、高速鉄道の場合、先頭車の形状は進行方向最後尾の位置になった時のデータが最重要視されている。

 なお、最高速度は時速581キロを記録している。敵はアメリカ空軍のロケットスレッド(最高時速1011キロ)くらい?

 


▲超電導リニアモーターカー実験場全景。

 


▲リニアモーターカーの間近から(旧型先頭車)。

 


▲超電導リニアモーターカーMLX01-901A。超ロングノーズ型。

 

 

 

 







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