このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

 

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日本>京阪電鉄>京阪石山坂本線

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▲京阪600形電車

 

西暦201X年、日本は萌えの炎に包まれた。様な気がする。京阪石山坂本線の併用軌道に興味があって琵琶湖湖畔を訪れてみた。すると・・・痛い電車がそこにもいた。すでに我が国は一線を越えていて、萌えをたった一つの友としてネオンジェネシスへとアプローチする旅を始めていたらしい。

京阪石山坂本線は滋賀県大津市の石山寺駅と坂本駅を結ぶ歴史ある鉄路。全線開通は1927年で現在の電化方式はDC1500Vと一般的だけど、軌間は1435mmという標準軌道。で、目的の併用軌道は浜大津〜三井寺間の一区間、その長さはたった500mだけ。

神奈川県の江ノ島電鉄の併用軌道と違ってカーブが多いので見通しが悪い。ご近所の方は慣れているから大丈夫だけれど観光客の皆さんは琵琶湖側を歩かない方が良いと思う。

不慣れな自動車のドライバーとかは「そこに止まるな。ぶつかるからどいてくれ」とタイフォンを鳴らされる。自動車のケツが車両限界内にひっかかってると判ってないんだろう。

使用車両は700形電車と600形電車。萌えはいずれの形式でも採用されている。2016年4月現在は「鉄道むすめ」が700形、「ちはやふる」と「響けユーフォニアム」が600形と割り振られている。以前は「けいおん!」とかの車両もあったとか。

1編成2両で運行され、ICカード乗車券にも対応している。阪急系の能勢電鐵よりモダンだ(個人的な不満です。すみません)。

それにしてもすごいね。調べてみると京阪は一部のラッピング車両の模型を売るなどのビジネスを展開中。こうやって庶民の脚としての立場を盤石にする方法を模索してるわけですね。宇治線でもいつか出来るようになると良いですね(そっちの方が広告の単価が高そうだし)。

 

 


▲京阪700形電車。鉄道むすめラッピング。

 


▲京阪600形電車。ちはやふるラッピング。

 

 


▲京阪600形電車。珍しいノーマル塗装。

 

 


▲京阪600形電車。坂本ケーブルのラッピング。

 

 


▲京阪700形電車同士の交換。片方だけ鉄道むすめラッピング。

 

 


▲ユーフォニアムなラッピング。詳細に。

 

 


▲ユーフォニアムな客室。

 

 


▲さらにユーフォニアムな客室。

 

 




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