このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

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インドネシア>インドネシア国鉄>KRD(液体式DC)

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Kereta Rel Diesel, Kereta api Bumi Geulis(KA 772/3).

 

 インドネシアではディーゼル・カー(DC)はKRDと呼ばれている。これはKereta Rel Dieselの頭文字の略語で、すべて分解するとKereta=車両、Rel=レール、Diesel=ディーゼルになるのは、日本人が蒸気機関車=Steam EngineをSLと呼ぶのと感覚的に似ているんじゃないかと思う。

 KRD(Kereta Rel Diesel)は液体式ディーゼル・カーを指す。導入の理由は旅客輸送の近代化だけでなく、泥濘やすいインドネシア独特の地盤に対応する動力分散式の車両が求められたからだ。

 この写真のKRDは『Kereta api Bumi Geulis』。日本車輌製で形式はKD3/2形(電車の形式だとKR形とかになる)。Bumi Geulis号と言うBisnis級(2等車)の列車で、ボゴール〜スカブミ(Sukabumi)間を1日一往復で結んでいる。所要時間は2時間。もともとはPrambanan EKSPRES (=PramEks= Prameks)で使用されていた車両で、同列車に新型車両が導入されて都落ちして来た。

 KRDにはさらに旧式な形式も存在する。KRDの歴史時代は『ホワイト・ホース号』とかいう車両で始まったらしい。直接目にしたことはないが、インドの通勤列車風の重厚な面構えが素敵な印象だ。

 他にはPT INKA製のKRDI形が多数存在する。もっとモダンな外観で、最高速度は時速100キロ。最大乗車数は車両当たり座席72人、立ち客は112人。

 

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インドネシア>インドネシア国鉄>Bumi Geulis号

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Kereta api Bumi Geulis (KA 772/3).

 

 Bumi Geulis号(Kereta api Bumi Geulis)の列車番号はKA 772/3。ボゴール〜スカブミ(Sukabumi)間を1日一往復で結んでいる。

 我々旅行者に取って致命的な問題を抱えている。それは運行方向だ。早朝5時にスカブミ→ボゴール、夕方17時にボゴール→スカブミとなっている。

 つまり、これはスカブミに住んでいる住民がジャカルタに仕事や買い出しに行くための専用列車で、ジャカルタからスカブミまで日帰りで遊びに行く用途にはまったく使用できないのだ。

 タイでもバンコク〜サンワンカローク、バンコク〜スパンブリーなどそういう困った路線は多い。だから珍しくもないのだけれど口惜しい。

 なお、この路線はBumi Geulis号以外に運行する列車はない。そして大雨による土砂崩れなどで容易に長期間不通になる。

 まさに不採算路線極まるというところだろうか。

 

 

 







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