このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

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インドネシア>インドネシア国鉄>KRDE(電気式DC)

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KRDEはインドネシア語の『Kereta Rel Diesel Elektrik』の頭文字を荒らせた造語だ。分解するとKereta=車両 Rel=レール Diese=ディーゼルl Elektrik=電気、つまり電気式のディーゼル・カーを意味する。

発電専用ディーゼルエンジン以外は日本の最近の電車と同様に、・・・VVVFインバーターと交流モーターというで動く仕組みになっている。これによって従来では不可能だった加速力と大量旅客輸送を実現した。

発電専用ディーゼルエンジンが架線+集電装置にあたると考えるとナルホドみたいな。日本にはこういう車両の需要がないみたいなので、ちょっと想像しずらいかも。一番構造的に近いのはJR東日本のハイブリットDCな気がする(あれはバッテリーが余計だけれど)。

インドネシア国鉄最初のKRDEは、KRLジャボタベックが使用していたHolec形電車を改造して作られた。これはインドネシア企業PT INKAの習作だった。でもその割にはけっこう活躍しているらしい。

その後車庫に眠っていたKRLジャボタベックのHyundai電車のドンガラだけを流用して新たなKRDEを仕立て上げた。

Hyundai電車流用KRDEは規定電圧は720VDC、VVVFはIGBT式、最高速度は時速100キロ、エアコン標準装備、車体はステンレス製、ブレーキは全通空気式、最大乗車数は車老あたり座席は68人、立ち客は44人となっている。

こっちはエンジンが客室の下で・・・水に掛かりやすいという弱点があるそうな。

 

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インドネシア>インドネシア国鉄>ソロ・レイルバス鉄道

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 KRDEには変わり種としてレールバスなんてのもある。ソロ専用Railbus形KRDEである。観光地として知られるソロ市でSurakarta/Solo〜Wonogiriの間(約33キロ)で2011年に運行を開始したばかり公共交通だ。なお、この車両はソロ市にやたらに目にする橋には重すぎるんじゃないか? という疑問も持ち上がっているようだ。

 最高速度は時速100キロらしいが、コンセプトが自動車道に敷かれたレールを走行するライトレールだけに・・・無意味なスペックだと思う。

 

 

 







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