▲ジャティヌガラ駅の高床プラットホーム。 ジャティヌガラ駅(Stasiun Jatinegara)は、物理的な意味でインドネシア国鉄とKRLジャボデタベックの主要な連絡駅になりえる。
しかし、その重要度はインドネシア国鉄よりもKRLジャボデタベックの方が一方的に高かったりする。何故なら、ジャティヌガラ駅はジャカルタ・コタ駅以上に主要な列車の始発駅となっているからだ(実はマンガライ〜ボゴール間を走る列車の3割くらいはこの駅が始発)。
インドネシア国鉄にとって見れば、ジャカルタ・コタ駅系(ガンビール、ゴンダンディアなど中央線の駅)始発の優等列車の途中駅に過ぎない。パーサール・スネン駅やスルボン線方向への連絡線でもあるが、どちらかというと貨物列車とか普通列車の進路上にある合流駅、くらいの意味しかないのではないだろうか?
交通の要所ではあることは間違いないのだが・・・暗くなると治安は悪化する。ちょっと前までは夜間は人類最古の職業に従事する人々が集まって来ていたとか。
ジャティヌガラ駅が建設されたのはオランダ植民地時代の1910年。ただし、当時の駅名は今の物とはまた別の物であったらしい。
駅名はスペルではジャティネガラと読めるけれど、車内放送など聞いていると先端部が「ジェッ・・・」と聞こえる。気がする。
ジャティヌガラ駅は機関区が隣接していて、プラットホーム端からでも多くのディーゼル機関車が停車しているのが見える。メインラインにも環状線にも直接連接しているので、どちらの始発駅にも機関車を即座に送ることができる。
駅敷地外だけど、その機関区の側に珍しく歩行者専用の人専用の跨線橋がある。
▲ジャティヌガラ駅の低床プラットホーム。
▲電車の乗り換えで渡り通路歩行中。
▲ブカシ線から主環状線マンガライ方面へ進むアルゴ号。
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