このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

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インドネシア>イントネシアの鉄道駅>カムプン・バンダン分岐点

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▲カムプン・バンダン分岐点の両プラットホームを一望。

 

 カムプン・バンダン分岐点(Stasiun Kampung Bandan)はKRLジャボデタベックの主環状線(Jalur Lingkar)の中継駅、タンジュンプリオク支線(Jalur Tanjung Priok)への分岐点、暫定的な終着駅ともなっている。

 実はプラットホームが2カ所に別れている。一般的なものは主環状線の方で、1番線が環状線外回り、2番線が環状線内回り、3番線がジャカルタ・コタ連絡線専用となっている。利用するのはKRLジャボデタベックだけでなく、インドネシア国鉄のEkonomi列車など。

 


▲カムプン・バンダン分岐点の2番線プラットホーム。

 

 


▲3番線プラットホームにシャトル列車が停車。

 

 で、離れの4番線と5番線はタンジュンプリオク支線の上り線と下り線の専用だ。タンジュンプリオク支線は鉄橋で主環状線を跨いでタンジュンプリオク海港を目指す。しかし、この離れのプラットホームは休止状態となっている。それは要所がまだスラムの住人に占拠されてしまっていて電車の走行を再開できないからだ。

 最悪の時期と比べれば格段にキレイになっていることは間違いないのだけれど。



 


▲カムプン・バンダン分岐点の4、5番線プラットホーム。

 

 


▲4、5番線プラットホームから眺めた登り方面の様子。

 

 


▲4、5番線プラットホームから眺めた下り方面の様子。

 

 


▲4番線プラットホームでくつろぐ住民達。

 

 タンジュンプリオク支線はジャカルタ・コタ〜カムプン・バンダン〜アンチョール〜タンジュンプリオクという構成だが、現在ではジャカルタ・コタ〜カムプン・バンダンのみが運行されている。

 タンジュンプリオク港との物理的な接続は主環状線との直接繋がるバイパスの方で保たれている。

 ジャカルタ・コタ〜カムプン・バンダン間は主環状線と中央線の連絡線としての重要な役割である。また、MERAK方面からやって来るインドネシア国鉄列車がジャカルタ・コタへ向かう場合もタンジュンプリオク支線を使って、スイッチバックの切り返しで推進運転を行う。

 駅舎は2カ所のプラットホームの間にある。LOKET(乗車券販売所)以外に大した機能があるわけではない。

 


▲主環状線を跨ぐタンジュンプリオク支線の鉄橋。

 

 


▲タンジュンプリオク支線上に立てられたスラム。

 

 


 

 

 

 







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