▲パルン・パンジャン駅のプラットホーム。
パルン・パンジャン駅(Stasiun Parung Panjang)はスルポン支線(Jalur Serpong)の暫定終着駅だ。暫定なので素敵な駅舎もないし、まわりに大きな商店街もない。そうそう、意外にもボゴール線のボゴール駅が近いと言えば近い。あくまで直線距離の話だが。
KRLジャボデタベックとしてはスルポン支線の終点だが、インドネシア国鉄としてはMerak方面への途中駅に過ぎない。問題はタナバアン分岐点からの直通列車が少ないことだ。おかげで片道ではあるがインドネシア国鉄のEkonomi列車の御世話になるハメに・・・。
パルン・パンジャン駅からまだまだ先のマジャ駅(Stasiun Maja)まで電化対応工事(架線の設置)はすでに完了している。しかし、電力不足で営業開始時期はまったく未定である(これでも極東〜東南アジアではインドネシアの発電能力は高い方なんだ)。ついでに、同区間は複線化工事が予定されていながらも、現状では単線区間となる。
利用客はKRLジャボデタベックだけでなく、MERAK方面のスルポン支線を走るインドネシア国鉄の中距離列車への乗車目的の場合も多い。
▲パルン・パンジャン駅の駅舎。
▲パルン・パンジャン駅〜マジャ駅まで架線が続く・・・。