このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

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インドネシア>インドネシア国鉄>CC203形ディーゼル機関車

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▲CC203形ディーゼル機関車(無印)。

 

CC203形ディーゼル機関車(Lokomotif Diesel Elektrik CC203)は、CC軸動輪配置を与えられた米国GE社製の電気式ディーゼル機関車(DEL)。動輪の軸の数だけ=計6機のモーターを搭載する。201形ディーゼル機関車の後継機で、さらなる大出力=グロスでほぼ2000馬力を実現している。

1990年代中期に運用が開始された。鉄道車両国産化計画に基づき、第一次ロット以外はインドネシア国鉄車両製造会社PT INKAとGEによる合弁会社であるGEインドネシアでOEM製造されている。

一部車両にはインドネシア運輸省の印が入れられているが、それは購入資金のお金の流れが異なることを意味する。しかし、性能に差はないことから運用面での違いはない。

形状は201形と同様に前後非対称。キャブは先頭に位置し正位置での運転時は前方視界に優れるが、逆向きの運転時はやや視界が遮られる。なお、先頭部分がやや流線型っぽくなったのでちょっとカッコイイ(あくまでイメージ)。

ベースは南アメリカなどで運用されるGE_U20C形ディーゼル機関車。CC201形同様にアフリカや南アメリカなどにたくさんの姉妹や従姉妹がいたりする(何処かの国みたいにOEMメーカーが独自開発!! なんて言わないのは大人だなあ)。というか、インドネシアから極少数ながら輸出すら達成している。

もっとも、他の血縁者には流線型っぽいキャブは与えられたものはいない。そう言う意味でオリジナルだ。

 


▲CC203形ディーゼル機関車(インドネシア運輸省印付き)。

 

 


▲CC203形ディーゼル機関車(インドネシア運輸省印付き)。

 







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