このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

 

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日本>阪堺電気軌道

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▲阪堺電気軌道モ351形。

 

阪堺電気軌道、いろいろ凄すぎる。大阪と堺を走る路面電車だよ。親分は併走する南海電鉄。

けっこうお安い? 大阪・堺の二区間の走破で210円。直通運転だけでなく、我孫子道(折り返し)か住吉(分岐)で乗り換えた場合もOK。その場合は運転士さんに申告してから下車を。というか、後ろの車両から勝手に下車しちゃ駄目。頑張ってる人いるけど運転士さんもしっかり見張ってるよ。

なお、一区間でも210円。つまり、1駅間だけでも210円。乗り方によってはお高い? 関西人のハニ山さんに尋ねたら昔はもっと高かったらしい。

ICカードにも対応してるけど割引なし。それと車両内(運転台横と乗車口に設置)ICカード用の電磁波の強弱がバラバラで前通過しただけで勝手に課金したり、タッチしても反応し辛かったり。

路線は2つ。

本線っぽい阪堺線は恵比寿町〜浜寺駅前の14.1km。最近海外から来るバックパッカーが集まるあいりん地区はこっちの方にある。恵比寿町〜住吉間は上町線よりなんか人生にリアルな車窓が特徴。堺のあたりはキレイだけど人影がまばらな鬼城なイメージ。その時たまたまですか?

支線っぽい上町線は阪堺線の住吉から分岐して天王寺までまでの4.4km。あべのハルカスは天王寺前にあるよ。それとお屋敷街もかすめる。富裕層様がお住まいになられているらしい。

この間、住吉〜住吉公園の200mの路線が廃止になったところ。100m歩いたところに住吉公園駅がある。延伸の計画の頓挫の後なのかどうか知らないけどインド的な不合理さがある。

軌道の状態は自由奔放。車両に乗っていると左右方向への回転を感じることができる。とくに高速な1001形「堺トラム」に乗るともうドキドキするくらいにアグレッシブ。

モ501形とモ351形は似たもの同士。レトロ。
モ701形とモ601形も似たもの同士かな。一昔前のモダン。

阪堺電気を初めて見掛けたのは新今宮駅の近く。一本20円のドリンクの自動販売機が並ぶ交差点の近く。ラッピングされた広告もすごかった。あいりん地区を目にした知り合いのネパール人曰く「あのあたりは怖い!」だそうで。おい、ネパールの方がよっぽどヤバイだろう? バスターミナル付近のお約束のダークな薫りを忘れるなよ。





 

 


▲阪堺電気軌道モ501形。

 


▲阪堺電気軌道モ501形の客室。

 


▲阪堺電気軌道モ601形。

 


▲阪堺電気軌道モ701形。

 


▲阪堺電気軌道モ1001形。堺トラム。

 


▲阪堺電気軌道モ1001形の客室。

 


▲恵比寿町駅。

 


▲住吉駅付近。

 


▲伊藤園の20円ドリンク。あり得ないほどマズイ味付けだった。

 

 




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