このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
* I am afraid I might handle all Railways on our planet! |
with 地球の鉄道 |
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④ タイ国鉄の客車 file: //Thai Railways' passenger cars/ |
"The Bule trains", former JR West operated Passenger Cars. |
タイ国鉄の主な輸送手段は機関車牽引列車。それは乗客ともっとも接点ある車両が客車であるということを意味する。 タイ国鉄の客車は主に、日本製、英国製、韓国製、タイ製となっている。元々は日本と英国が主な製造元だったのだが、後にまあいろいろあって韓国が割り込んできたわけだ。 他に外国から譲渡されて客車化改造を施された車両もあったりする。 最近ではJR西日本からたくさんの客車が引き渡されたおかげで、タイ国鉄路線上の客車風景も賑やかになって来た。これはタイ国鉄の経営状況の悪化が原因なので喜んでばかりもいられない(実は1990年代に日本の下請け企業から客車を輸入した段階で・・・かなりヤバイ状態になっていた)。 |
▲烈しくローカライズ作業が施された元JR西日本の12系客車. JR西日本による車両引き渡し第二弾でやってきたのが12系客車だ。当初はクーラーや座席などの内装もすべて生きていたのでちょっと驚いた。 そして第三弾、第四弾で到着したのは14系客車と24系客車だ。ブルートレインとして使用されていた、日本でも最高級な寝台車両がメインの供与はタイでも話題となった。 第三弾引き渡しのブルー・トレインは、2006年に北の薔薇『古都チェンマイ』で開催された『チェンマイ国際園芸博覧会』専用の旅客列車(臨時特急963/964番、最上段の写真)で破格のデビューを果たした。 |
■JR形寝台客車について 発電用エンジンが取り付けられたり、塗装がブルーからパープルに変更された。すでに第一印象ではブルートレインではなくなってしまったと言っても過言ではない。しかし、改装が繰り返されながらも内装だけはオリジナルがほぼキープされている。 ただし、一部のトイレに限れば、俗に言うタイ式に改められている。タイに慣れれば日本人にとってもタイ式の方が望ましかったりするので、この変更だけは支持したい。 就寝時は鉄道員が回ってきて寝台を作ってくれる。しかし、朝は終着駅到着までベッドのまま放置しておいてくれる。だから、好きなだけゆっくりと眠ることができるのが嬉しい。 | ▲JR形一等寝台客車の客室 |
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▲元JR西日本の12系客車
▲初代サルーン・カー
▲ブルー・トレイン(オリジナル色)
▲ブルー・トレイン(新標準塗色)
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