このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
深名線の実態〜〜沿線住民にどう認識されていたか
【問】深名線は今後どうなってほしいですか?
回答 | 比率(%) |
ぜひ鉄道で続けてほしい | 50.4 |
できれば鉄道で続けてほしい | 26.7 |
鉄道にはこだわらない | 17.7 |
【問】深名線が廃止された場合の交通手段はどうしますか?
回答 | 比率(%) |
代替公共交通機関を考えてもらう | 56.2 |
無回答 | 37.5 |
近所の人の自動車に相乗りする | 1.7 |
タクシー・ハイヤーを利用する | 1.7 |
外出をやめる | 1.7 |
■コメント
調査時点では深名線が唯一の公共交通機関であったという影響が大きいのだろう。深名線が鉄道として存続することを望む層が圧倒的に多い。
深名線が廃止されると仮定しての設問に、代替公共交通機関の導入を求める層が多いのは、その延長線上であろう。その一方で「無回答」の比率も際立って高い。「無回答」とした回答者の意志を推量するのは危険だが、深名線廃止に抵抗感を持って回答を控えた層が多かったと理解できる。とはいえ、自家用車を自由に使える回答者が多いという現実を鑑みれば、自家用車利用に関する回答がないのは奇異である。すなわち、かような回答者は既に深名線を全く利用していないがゆえに、適切な選択肢がなく、「無回答」としたと解釈する方が、むしろ理にかなっているかもしれない。
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