このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

川之江町長須 中所の獅子舞 (市無形文化財)


 天保の頃、宇摩郡長須村の庄屋に石川八左ヱ門という人がおりました。この人は職を弟に譲り自分は庄屋邸の東側に邸を構えたが、村の人はこの家を「東八」と呼びました。
八左ヱ門は才智に富み、広く商業を営んで財を成し、文武に励んで今治藩の郷士格でありました。 しかし、その子八太郎は生来病弱であった為、父は何とかして吾が子の病気平癒を神仏に祈願し、近郷の社寺に多額の寄進もしました。川之江八幡神社にも何か芸能を奉納しようと思い立ち、獅子舞を角石菊次に依頼しました。
 菊次は三豊郡生里(なまり)の生れで、ここは古くから獅子舞が伝承されており、菊次はこれを改変して独特の獅子舞を案出し、中所部落の青年に教え『東八奉納獅子』として毎年秋の大祭に奉納をしておりました。その後、八太郎も病気が快復し、成長して他郷に雄飛する様になり、明治30年頃中所部落に獅子舞を譲り、中所部落の秘芸として「中所奉納獅子舞」の名で伝えられ現在に至っております。            
       
八幡神社発刊の小冊子より掲載



平成24年
写真 ひさっさん
写真 ひさっさん
写真 PAPさん

平成21年
写真 ひさっさん
写真 ひさっさん
写真 PAPさん

平成20年

平成19年

平成18年
平成16年
平成15年
平成14年



獅子舞檀尻 平成19年10月8日 御披露目運行



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