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第貳拾號 古町太鼓台 『丸龍』 |
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古町は江戸時代の後期には古町下として八幡神社の祭礼に車芸を奉納していた。明治時代になって他の車芸奉納地区(農人町や鉄砲町)や大名行列の塩谷町などが太鼓台を新調し奉納し始めたのと同じ頃に古町も太鼓台の奉納が始まったと考えられる。古老の言い伝えによると、「大阪の博覧会?で買うてきた太鼓台で。螺鈿細工が素晴らしくかき棒には漆が塗ってあった豪華なものだったが、大正の初め頃、若いシ等が日露戦争に従軍することになりかき手が少なくなって泣く泣く手放した。」らしい。その後何度か太鼓台再興計画があったらしいが実現せず、昭和50年代に子供会が発足したのに伴って子供太鼓台を作成した。しかし、少子化の波は古町にも確実に押し寄せかき夫としての小学生が居なくなった時点で大人太鼓台に移行する。 平成9年、農人町より唐木を購入、金沢の飾りをつけて約80年ぶりに復活運行 。平成10年、有志により金縄作成、 子供太鼓台 の布団締めを改造して使用。平成13年より有志による掛蒲団の金糸掛け替え。平成14年、掛蒲団完成。平成15、16年、四ツ幕金糸掛け替え。平成16年、布団締め新調(蘇州、龍芳刺繍による)。平成18年、金縄、サガリ新調。 初年度は古町下青年団の旗をつけて奉納した。 |
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平成9年 御披露目 |
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