このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

金田一村

金田一村は、明治22年の市町村制施行により誕生した村で、金田一温泉が有名な村でした。昭和47年に福岡町と合併して二戸市になり、金田一村としての歴史を終えています。

ところが、合併後33年も経過した2005年、未だに金田一村のカントリーサインが残っている場所があるのです。その名も「青岩橋」。
青岩橋はその名の通り青森県と岩手県の県境に架かる旧国道4号線の橋です。幅員狭小のため新しく青岩大橋が架けられ、現在の国道4号線はそちらを通っています。

これが青岩橋。この狭い橋も、かつては国道4号線だったのです。
橋の手前にある「金田一村」の標識。県境であるにもかかわらず、「岩手県」の表記は無し。

金田一の読みは「きんたいち」と、濁らないものだと言われているのに、標識は「KINDAICHI」と濁っています。

その後ろ側の標識は「青森県」だけで三戸町の表記は無し。

行先表記は、青森と十和田。現在と同じですね。

盛岡方面の案内標識もあります。行先表記は盛岡と福岡。福岡は二戸市の中心部、かつての福岡町です。現在なら「二戸」と表記されることでしょう。
青岩橋の橋名入りの白看。
これを見て初めて「せいがん」と読むことを知りました。今までずっと「あおいわ」だと思っていました。
下流に架かっているのが現在の国道、青岩大橋です。

 

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