北上市は、現在岩手第２の都市。岩手県南では、花巻、水沢、一関そして北上と、似たような規模の都市が並んでいますが、１９９１年の３市町村合併で人口を大きく増やし、北上が頭ひとつリードしました。

北上市は、企業誘致を積極的に行い、岩手第１の工業都市になりました。商業のほうも、花巻と水沢の中間にあるという地の利を生かし、大型店が続々と出店しました。岩手県南では、人口だけでなく商業面でも北上がリードしています。

北上が花巻や水沢と異なる点といえば、駅前のビルやビジネスホテルの多さでしょう。これも花巻と水沢の中間であることに加え、新幹線駅が市の中心部にあるということも影響しているのかもしれません。
さらに、北上にはマンションも建ち始めました。北上市は現在も人口が増加傾向ですが、定住人口は今後も増え続けるのでしょうか？