このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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道道120号線 美深町仁宇布から歌登町上徳志別方面に向かう途中
なにやら奇妙な色の橋と外灯が見えてきました
その名も 織姫橋 その脇には緊急時用のヘリポート付き
織姫駐車公園が見えてきて…
天の川トンネル! 彫刻のデザインも織姫 ということは…
予想通り? この彫刻デザインは
そうです 反対側は牽牛(ひこぼし)駐車公園でした
トイレ有り 男側に牽牛、女側におりひめのイラストが
左側(トイレの写真では右側)はちょっとした峡谷が広がる
牽牛(ひこぼし)駐車公園からの眺め 右の写真は天の川と星座を表現しているらしい 微妙である
そして反対側の牽牛橋 こっちは織姫橋に比べて普通にありがちな色だね |
牽牛橋と織姫橋を結ぶ天の川トンネル
主要道道美深中頓別線は美深町を起点とし、歌登町を経て、中頓別町を終点とする全長71.8Kmの路線で、 南宗谷と旭川。道央圏を結ぶ新たな幹線道路です。 この路線の山岳ルートで難所となっている通称大曲峠の9.3Kmの 未改良区間の道路改良にあたり、検討を重ねた結果、旧国鉄美幸線の第2大曲トンネルを拡幅利用し 峠越えをしない約3.8Kmの新たなルートを開設することとなりました。 旧国鉄美幸線は昭和32年に着工し48年には最大の難工事である第2大曲トンネルが貫通、 52年の開業予定に向け工事は進められていましたが、開業は繰り延べされ、昭和52年12月国鉄再建法交付により 建設予定が凍結、レールが敷かれないまま昭和60年に廃止となった経緯をもつ、いわば幻の鉄道です。 この新たなトンネルの両側には、牽牛橋、織姫橋があることから第2大曲トンネルはこの2つの橋を結ぶ 天の川トンネル(延長1,353m)として蘇ることとなったのです。 |
☆ 七夕物語のおさらい ☆ 天の川を隔てた七夕物語 天の神様の孫娘「織姫」は美しい機織姫。毎日紅色のきれいな衣を織って暮らしていました。 ある日、天の川の向こう岸から美しい笛の音色が聞こえてきました。牛飼いの「彦星」が織姫を見始めて吹く笛に、 織姫も心ひかれ、二人は愛し合うようになりました。仕事を忘れて楽しむ二人に、神様は怒り、一年に一度しか逢っては いけないというきつい命令を下しました。命令には絶対にそむくわけにはいきません。天の川の両岸に光る二つの星座 織姫(織女星)と彦星(牽牛星)が逢えるのは7月7日だけとなってしまいました。 せめて許された日が雨になりませんように。 天の川が氾濫して二人が逢えなくなりませんように。そんな思いをこめて 七夕まつりが生まれたということです。 しかしこの看板にはオチ?として続きの文章が… 「天の川トンネル」でしっかりと結ばれた織姫橋・牽牛橋によって地上の織姫と彦星は雨の降らない天の川で いつでも自由に会うことが出来る幸せをかみしめていることでしょう。 |
ちなみにこのまま進むと歌登町上徳志別の寿橋付近でこの様な看板が。
デスモスチルス<Desmostylus>の化石発掘跡 略してデスモスの里 水陸両生の植物食の海獣で1,900〜600万年前に最も繁栄 全身骨格化石の産出は世界で4体のみ 3体は日本で、旧日本領の樺太、岐阜、そしてここ歌登 ここでは部分化石未発表分も含めて11体とおどろくばかりの多さで世界の注目をあびているとともに学術上 非常に貴重な存在であるそうだ ただこの看板の後ろは山林と川で特に何も無い |
歌登〜枝幸間の道道12号線にあった急カーブ注意看板 |
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