このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



納沙布岬
根室市納沙布


  

北海道最東端、離島を除けば日本本土最東端の納沙布岬  早朝、辺りは霧に包まれていた

釧路、根室地方は夏、霧が発生しやすい 

早朝と霧というせいもあってか、日本最北端の宗谷岬よりも地の果てを感じる寂しい感じ

根室中心部からここに来るまでの道には、北方領土返還の看板が多数あった


  

4島のかけ橋(しまのかけはし)は1980年に作られた北方領土返還を願い作られたモニュメント 

高さ13メートルで思っていたより大きかった

地図を見ても北方領土である国後島よりもここは東に位置している

また羅臼から根室までの海岸からは間近に北方領土が見え、本当に目と鼻の先なのがわかる

そんな中、右の写真灯台のほうから、ボーーッ、ボーーッと汽笛のような音が聞こえ、より寂しい感が





その音がする灯台、納沙布岬灯台へ行ってみました、

納沙布岬灯台 〜日出ずる灯台〜
日本は、古来より「日出ずる国」とされてきましたが、納沙布岬は本土最東端の岬で一番早く朝日が昇ります。
納沙布岬灯台は、1872年(明治5年)に北海道で最初に点灯した灯台で、現在の姿になったのは、1930年(昭和15年)です。
光のエネルギーは石油からアセチレンガスをへて電気にかわりましたが、光を放つ四等レンズだけは当時のままです。
案内看板より 

但し、元旦の初日の出は、山頂離島を除き千葉県銚子市の犬吠岬が一番早いです 
地球の地軸は傾いているので元旦前後の約10日間は犬吠岬の初日の出が早いのです。

話は変わり右写真の注意書きが… 霧信号の大きな音が突然鳴り出すことがありますので、
建物先端の発音塔には近づかないでくださいとある もう既に鳴っているので、先端に行ってみた




こちらが先端から灯台を見たところ かなりの爆音で鼓膜が変に振動するくらい

これは霧等が発生し視界が悪い時、船舶に対して位置を知らせるための設備です

ここは暗礁浅瀬が多く、航海の難所でもある また前述のとおりここは6〜8月とても海霧が多い為だ

霧笛部分については1878年(明治11年)に設置され道内では最長の歴史を持ち、

全国でも2番目の納沙布岬灯台霧信号所だが、近年のレーダーやGPS等の普及により

2010年(平成22年)3月31日をもって廃止された

道内は他3箇所含めこの日、全国すべての海保が所管する霧信号所が廃止となった もう聞けないんだね

右の写真は灯台の先 座礁、放置され朽ち果てたロシア船の先端部分が残っていた





日本最東端の駅 東根室 
根室市光洋町2丁目



  

こちら日本最東端の駅「ひがしねむろ」 終点根室駅の一駅手前で駅舎の無い駅 

左写真のように木製の碑がある 右写真はホーム 写真と反対方向が終着根室駅

場所は住宅街にあって、かなり分かりづらかった 









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