このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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カムイト沼へは国道238号線と道道732号上猿払浅茅野線とぶつかる交差点(浅茅野)
から入るのが分かりやすい(浜猿払等からも入れる)
豊富 道道372号線の案内標識から入るとすぐ右折(看板有り)そこから2.2kmなので、国道からすぐです
旧道を利用した砂利の駐車場と上の写真の看板、そして駐車場脇に簡易トイレが有るだけで質素な場所です
駐車場から、沼に降りる階段を下ると右写真のように左右に分かれる遊歩道がある(一周は出来ない)
カムイト沼周辺にはたくさんの湖や沼があるがここは雰囲気が良い
決して凄く広いわけではないが、周辺の木々に囲まれた沼 印象に残る景色です
遊歩道から見る限り水の透明度は良いけど、やや茶色がかっているように見えました
アイヌ語で神々の住む沼という意で、その名のとおり原生林に囲まれて
神秘的なたたずまいを見せています(パンフレットより)
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道道732号線(上猿払浅茅野線)は湿地帯を走る砂利ダートで
道路わきに水深標がある変わった道です 天候により路面冠水時は通行止めになります
景色は、下の写真ような木々に囲まれた湿地帯がほとんどで、
中間辺りで、右上のような開けた湿地帯が少しだけありました
普通の林道といった感じで、絶景という訳ではありません
国道238号線から入る場合も、道道84号線から入る場合も「道道732号線」の案内標識が
あるので、ダートと知らないで入ってしまう人も多いのではないのでしょうか?
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浜頓別中心部から国道238号線を稚内方向に約12km 浅茅野地区に宗谷バスのバス停「飛行場前」という変わった名前のバス停があります
変わった…というのは、飛行場が無いのに飛行場前だからです
今は飛行場は無いのですが、太平洋戦争中に大日本帝国陸軍専用飛行場が建設された場所なのです
こちらがバス停 裏面には「停留所 飛行場前 宗谷バス」と書かれている
ここから山側へ約200m?前後入ったところに、平成元年廃止となったJR天北線の飛行場前駅があります
線路部分はサイクリングロードとしてアスファルトで舗装化されています
木製のホームは笹に覆われ朽ち果てつつあります
周りは牧草地となっており、どの辺りが滑走路だったのか想像がつきません 滑走路は1200mの板張りだったそうです
この軍用の浅茅野飛行場は3年の工事の末1944年に完成しましたがその1年後終戦となりほとんど使用されずに役目を終える
その10年後に、天北線の駅が出来たのですが、当時周りにこれといった物が無い事から「飛行場前」と命名されたそうです
しかしこの浅茅野飛行場の建設にはタコ部屋労働とよばれる強制労働により、多くの犠牲者が出ている悲しい過去を持つ場所でもあるのです
飛行場前駅から山側へ進むと橋脚らしきコンクリート台や、写真のような構築物が今も残る
鬼志別バスターミナル内
猿払村はホタテの水揚げ日本一のまち
また昭和14年12月 沖合いで旧ソ連の貨客船インディギルカ号が座礁する
大きな海難事故があった所でもあります
尚、道の駅さるふつ公園付近が浅茅野第2飛行場だったそうです
鬼志別バスターミナル内には天北線の駅看板が展示されている
とある地区で見かけた注意看板 高齢者多し 歩行者横断に注意とあります
地方の少子高齢化は益々深刻な状況であると実感
稚内もここ数年、年間700人前後の人口が減少しているそうです
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