このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



JR石北本線 上白滝駅
紋別郡遠軽町上白滝

JR石北本線の上白滝駅のご紹介です
上白滝地区は白滝市街より、上川・浮島方面にあり、数件の民家が道路沿いに立っています

 

数件の建物の奥に上白滝駅は建っています 左の写真の中央奥の建物が上白滝駅

 

古い建物で、入り口の電球はさらに本物の良き古さを感じられます

右写真の奥はトイレ と言うよりは、便所とか厠と言ったほうが当てはまる建物で、
個室2個(和室)と昭和の駅等に見られた小便器代わりのコンクリート壁面が有りました

  

駅舎の中はこちら なかなか広いです 木製の椅子もレトロ 反対側の椅子にも沢山の人が座れますが・・・

 

実はこちら、時刻表のとおり上り下り共に1日1本しか汽車が停まらないという
便の少なさ日本一の駅で鉄道ファンの中では、秘境駅として有名ということです

その割りに駅舎は大きいのですが、この駅舎は昭和7年旅客と貨物を取り扱う駅として
建てられた建物で、最盛期の昭和23年には年間8万人(乗車4万人・降車4万人)が利用
その駅舎が人口が減少した現在もそのまま利用されているのです

 

又、隣の上川駅までの所要時間が50分前後という所要時間の長さでも日本一です

左の写真は、待合室からホームの方向の景色、右の写真は、駅入り口から道路の方を見た状態

そこだけ時が止まったような昭和の貴重な建物、いつまでも存在しつづけてほしいですね
他にも白滝には駅が3つ(白滝駅、旧白滝駅、下白滝駅)あり、白滝シリーズと呼ばれているそうです

JR石北本線 下白滝駅
紋別郡遠軽町下白滝

  

 

下白滝駅は昭和4年開業

汽車が発着するのは1日遠軽・網走方面1本、旭川方面3本のみ

 



JR石北本線 旧白滝駅
紋別郡遠軽町旧白滝


 

旧白滝駅は昭和22年に仮乗降場(国鉄本社ではなく、道内の地方管理局が設置)として開業しました

こちらも現在汽車が発着するのは1日遠軽・網走方面1本、旭川方面3本

 

電線の配線がとてもレトロ

室内出入り口の両脇には、「国鉄よ永遠なれ」という落書きが大きく書かれている



  

JR石北本線 白滝駅
紋別郡遠軽町白滝


 

白滝の中心部の駅であるため、近代的な建物になっており跨線橋はありませんが、
構内踏切を渡った先のホームにも小さな待合室がある

写真は平成20年6月28日 SL常紋号が停車した時の白滝駅

 

 

JR石北本線 奥白滝信号場
紋別郡遠軽町奥白滝


2001年に廃止され、現在駅として利用されていませんが、元の奥白滝駅です こちらも昭和7年に開業

当時はこの周辺に30件程の民家があったそうですが、現在は1件もありません

 








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