このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
北海道だけではありませんが、雪国に見られる冬のモノ・コトをご紹介します。 |
*** 除雪車 ***
冬の交通の維持に活躍する除雪車 色々なタイプがあります。
写真の車両は代表的な車両。 比較的早目のスピードで走行し道路に積もった雪を跳ね飛ばします。
色々な特徴がありますが、前方のスノープラウがヘッドライトの光を遮るので、
ライトは通常の位置でなはく、高い位置に付いています。
又、走行時の雪が車体に降りかかるので、グリル部分をテントで処置している車両もあります。
右の写真は、車両の腹の部分に付いているグレーダー機能(通称ハラグレ) プラウは収納され下向きになっています。
こちらは跳ね飛ばすというよりは、踏み固まった雪や氷を削り寄せる感じです。
腹の部分にあるので、マフラーや燃料タンクは通常のトラックとは違う部分に付けられています。
この他、荷台部分には、歩道の方まで延びるプラウが装備されている車両も有ります。
尚、前輪も駆動する6輪駆動。これだけの装備が付く特殊な車両だけに、相当なお値段なんでしょうね…
*** 吹雪 ***
1シーズンに数回はあるは吹雪 天気予報等の情報を十分に活用して行動することが大切です。
2013年に風速30メートル前後の強烈な猛吹雪を経験した事がありますが、雪と強風で息苦しく死の危険を感じました。
※ これほど強烈な吹雪はいつもあるわけではありません。
尚、車の中に居ても暖をとるためエンジンかけたままで排気口が雪で塞がれ一酸化炭素中毒で死亡する事故が実際にありました。
それを防ぐには時々排気ガスの出口(マフラー)付近の吹き溜まりを除去する又は厚着を前提にエンジンを止める等の対策が必要です。
(左写真:吹雪で見通しが悪い状態 右写真:吹雪の後のボンネット内 風下向けて駐車した方が良かったかも)
ちなみに、エアコンの送風弱のみ故障してしまった。原因は吹雪の雪が送風ファンの所に入り込み、それを知らずスイッチ
弱のままエンジンを始動、使用したため、ファンの抵抗器(レジスター)弱の回路のみが焼切れてしまった…
電気系の焦げ臭い臭いがしたときには時既に遅く、ガッカリ。
最初のうちスイッチ中や強にしたら、すれてる音がガリガリしてました。そして送風口からは粉雪がそこそこ出た。
夏に840円の新品レジスター買って自分で直しました。
尚、最近の車はエアコンフィルターが付いているので、そこまで雪が詰まることは無いと思います。
*** 自家用車の備え ***
冬の万が一の備えとして私は写真にあるような装備品を積んでいます。
けん引ロープ : (スタック時、他の車両に引っ張ってもらいます) ブースターケーブル : (バッテリー上がりの際他の車から電気を頂く為) 小さなスコップ : (スタック時、腹の下から可能な限り雪を出して脱出を試みます) 脱出用ヘルパー : (スタック時、写真のようにタイヤに噛ませて脱出を試みます タイヤが空転した時、 この板が後方に飛び出す場合があるので、使用時は他の人が近づかないよう注意) この他に、軍手、防寒ツナギ服も念のため積んでいます。 雪国の人全員が備えているわけではありませんが、私はよく出かける方なので保険として持ってます。結構役立ちます |
けん引ロープ | 3mケーブル | セット | 脱出板 | カーシャベル | カーシャベル | 防寒ツナギ |
*** 冬用ワイパー ***
冬用タイヤと同じ頃交換するのが冬用ワイパー 関東出身の知人が初めて見たと言っていました。 雪国では当たり前なので意識していませんでしたが、 冬用は、ブレード全体がゴムで覆われています。 もし夏用のままだと、ワイパーを作動させた際、暖房で 融けた窓の雪(水)が、金属部分にどんどん凍結・付着し、 ワイパーが氷りでゴテゴテに。しかもガラス面の凸にうまく フィットしないので、拭き取りもうまくいかず危険! |
だったら、1年中、冬用でも良いんじゃない?って思うかもしれませんが、
冬用ブレードの価格は結構高めなので、耐久性と、コストを考えるとやはり交換したほうが良いんですね
それに夏の冬ワイパーは見た目が暑苦しい?!
*** 水道凍結注意 ***
夜、テレビにこのような字幕が出る事があります。 「明朝は冷え込みが厳しくなります。 水道凍結にご注意ください テレビ局名」 これはその字のとおり寒さによる水道凍結の注意 をテレビ局が促してくれているのです。 凍結防止の対策は、水道の水落とし(水抜き栓の操作) を行ったり、少しづつ水を出すという方法もありますが、 よほどの天気予報でない限り、私は行っていません。 |
しかし、万が一凍結(破裂)させるとかなりの出費になるようです。マンションなんかは、下の階にも影響が出るので要注意だとか
尚、北海道内でも市町村によって凍結深度(とうけつしんど)が違って、家の基礎や、水道管の地中埋設の深さも違うそうです。
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